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司法書士会登録申請
先日、司法書士事務所の開設の為
司法書士会の登録申請をしてきました。
ところで、
何の経験もなく開業することを
即独(そくどく。即日独立開業の略。速読のことではない。)
と言うそうです。
研修中に、同期の方から教わりました。
同期からは、からかい半分に
「即独ですか。凄いですね。」と笑われているのだ。
本来ならば、どこかの先生の事務所にて、
数年間修行を積んでから、開業と言いたいところだが、
私には高齢の両親の介護があるため、
普段より通院の付き添いなど諸々の雑事が満載なのです。
今日も今日とて、
母がキッチンのフローリングで転んでしまい、
頭を強打したのか、床は一面の血の海と化したのです。(ギャー)
頭部の傷はチョットしたことでも大量出血するそうで、
認知症の父が真っ青になりショックを受ける事態となりました。
(あなたは大丈夫なんだから。。。)
母はパーキンソン病(脳の異常のために体の動きに障害があらわれる病気)を患っており、転倒しやすいのです。
救急車を呼ぶほどでもなさそうなので、
近所の病院に連れていったのであります。
これも日常茶飯事の一つと言えましょう。(ふぃ~)
そのため、時間制約のあるお勤めは無理でして。
でも、自分がオーナーならば、誰も文句はないだろうという
それだけの理由で、大胆にも独立開業という
見切り発車をせざるを得ないのです!!
何の経験もないというのに。(恐ろしい)
各都道府県に書士会というものがあり、
自己の事務所の所在地の書士会に入会しなければ
司法書士としての業務はできないのです。
そこで、
書士会の登録申請をしたというわけです。
登録を完了するのにおよそ、2ヶ月はかかるようです。
登録・入会の流れ
① 登録・入会関係書類の作成
② 当該事務局に持参(要予約)
③ 当該事務局での申請書類の確認(1時間~1時間半)
④ 当該登録調査委員会による登録適否調査
⑤ 当該書士会の会長の意見を付して日本司法書士連合会へ送付
⑥ 日本司法書士連合会が審査のうえ登録
⑦ 日本司法書士連合会から登録通知直送
⑧ 当該書士会の会長から登録証交付
私は、④の面談を待っているところです。
登録・入会関係書類の作成
私は自宅近くに事務所を開設する予定だったため
先ずは、事務所探しから始まりました。
事務所が見つかってから、書類の作成です。
その間に、職印も作っておく必要がありました。
申請時に、印鑑登録もするからです。
頼んだところによっては、2週間ほどかかるところもありました。
私はインターネットで注文したので、もう次の日には届きました。
凄いですね!!
メーカーや素材によって価格も様々なので、検討が必要です。
因みに、私は奮発して、黒水牛にしました。
また、
個人の印鑑証明書にある印鑑は不要です。
全て、認印でした。
* 住民票(本籍地記載・マイナンバー記載なし)
* 破産をしていないことを証する書面
本籍地の戸籍謄本などを発行する支所でもらえます。
その支所の職員の方が、成年被後見人でないことの
証明も必要なのではないかと念を押されていました。
成年被後見人は欠格事項から除かれているため
不要だと思います。
私はこの時、戸籍謄本もいるのだと思い込み
発行してもらいましたが、これは不要でした。
* 司法書士の資格を有することを証する書面
合格証書のコピー(提出)
合格証書の原本(確認用)
* 写真(正面・無帽・背景なし)
縦5㎝×横5㎝ 2枚
他t3㎝×横2.4㎝ 1枚
* 入会の登録免許税として
収入印紙 3万円
登録申請書
・ 司法書士登録申請書
・ 司法書士名簿
・ 誓約書
・ 入会届
・ 履歴書
・ 誓約書(書士会用)
・ 印鑑紙
・ 職印届出書
書き方に制約がありますので、注意書きを見落とさないよう
ご留意ください。
とにかく、とても緊張します。
ただ、書士会によっては提出書面の内容が変わる場合があるので
ご参考までに。
入会金など費用
1. 登録免許税 3万 円
2. 登録調査委員会時の費用 6万5000円
内訳 登録事務手数料 2万5000円
入会金 4万 円
3. 司法書士徽章代 6800円
4. 定額会費 1万7000円/月
5. 会館維持費協力金 20万 円
(当該書士会のみ)
合計 31万3800円
その他にもなんだかんだと結構な費用がかかります。
最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。