映画「イエスタデイ」の感想

　あまり期待せずに見たんですが、面白かったです。
　まあ、ありきたりの設定。もしビートルズが世界からなくなったらっていう。しかも主人公はミュージシャン。そりゃあやるよな。自分のもんにして。
　一々リアルなのが、歌詞覚えてないから、記憶から絞り出すっていう。
　みんないい歌って言っても、結局倉庫で働くミュージシャンっていう部分。で、最初に見出すのがエド・シーランという本物の一流どころなのがいい。イエスタデイを書いた男と飲みたいと言って本気で知らないのに訪ねてくる。
　子ネタで面白いのが、言葉使いが古臭いとか、サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンドとか意味不明だとか、ジャケットがただの横断歩道とか全否定される。
　主人公の他にもビートルズの事を知っている人がいて、脅されるのかと思いきや、ビートルズを世に広めてくれてありがとうと言われる。その人達に言われて、船乗りをやっているジョン・レノンさんに会いに行くと、別にスターじゃないから勝手に緊張してるから変人扱いされる。
　いまいちよく分からなかったのが、ビートルズだけじゃなくて、コカ・コーラに、ハリーポッターもなくなってるところ。
　メインストーリーはさわやかなラブストーリーになっているのも好感がもてました。