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#推したい会社 結果がわかっていても感動できますか?

五十路のおじさん、ばっどです。

公募記事の募集。 #推したい会社 とな。
ありまっせ。

「アサヒ軽金属工業」

アルミ鋳造の無水鍋的高性能鍋、圧力鍋、その他高機能調理用具の製造販売を手掛ける、兵庫県の会社さんである。
そのサービスにより受けた感動は、事情が許すなら転職したいくらいくらいのもの。

使ったことがあるのは商品は圧力鍋とオールパンと呼ばれるアルミ鋳造の無水鍋的高性能鍋だけ。
いずれも非常に高機能ですが、それはこの記事では端折ります。

自分が感じるこの会社の凄みは、オールバン類の「再加工サービス」である。本来なら自分が使っているものの写真があればだが、残ってないので同社Xアカウントのリポストを参照させていただきます。

約6,000円+発送送料でこれはあり得ない!という仕上がりで帰ってきます。
再加工の意味合いは鍋内側のテフロンがメインであるが、外観もマジでビッカビカ。
地獄のチューナー北見淳 (@楠みちはる著 湾岸MIDNIGHT) 風に言えば、

「これはもう新車だ」(原作では過去を振り返るセリフなので"あれ")

汚れた焼付塗装は剥離され、新品同様の塗装を纏う。
焦げがこびりついた鍋底面もビッカビカに研磨されている。
心なしか鈍っていたエッジもピンとなっているような。
当たり前だが内部のテフロンも完璧です。

初めてこのサービスを利用した時は、衝撃を受けました。
そして2度3度と利用してもその感激は衰えません。
依頼をかけたら鍋が戻ってくるのが楽しみでしょうがない。

もちろん数をまとめて作業はしているでしょうが、元の塗装、テフロンの剥離と、無塗装面の剥離は大変なはず。むしろ新品を作る工程の方が楽なはず。

それがわずか6,000円。
製品に底なしのプライドと愛がないとできない仕組みです。

感動の定義の一つが「期待を超えた喜び」であるなら、期待と同レベルでありながら強く、ポジティブな感情の動きをもたらすこのサービスは、感動を超えているといっても良いかもしれません。

感動創造みたいなことをスローガンにしている企業さんはいくつかあろうが、結果もわかっていて、なおかつ強い喜びともう一度この製品やサービスを使おうと思わせてくれる会社を、自分は他に知りません。
そして、同社は大仰なスローガンを掲げることなく、それをサラッとやってのけます。

同社のもの全てを使ったわけではないですが、企業として誠実な姿勢がないとできないのは間違いないかと思います。

こういう機会があるなら、是非、推したかった会社です。
noteさん、いい機会をいただき、ありがとうございました。

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