似顔絵を3D魔法陣にしてみました
私は社会人1年目の頃にある目標を持つようになります。
それは、
「二次元と三次元の制作物を制覇する」
という目標です。
二次元の制作物とは、
「静止画」と「動画」になります。
三次元の制作物とは、
「3Dプリンタ」や「電子工作」、「人形」などになります。
大学時代、私はPhotoshopやIllustratorで静止画を作ることはできましたが、動画編集には手を出したことはありませんでした。
サークル活動などでイベントのムービーが必要な時、パワーポイントで作るのが悔しかったのを覚えています。
今でこそスマートフォンのアプリなどでサクッとムービーが作れる時代ですが、2010年頃はそういったものはありませんでした。
そして、社会人2年目の頃に転機が訪れます。
ついに無料の動画制作ツールを見つけたのです。
その名もJavieです。
※今はアップデートされてないので新しいパソコンなどでは動かないかもしれません。
このツールのすごいところですが、プロも利用するAdobe after effectsという動画編集ソフトと同じ操作性で作られているところです。
そして、ありがたいことにニコニコ動画で使い方の解説動画がありましたので初心者でもはじめられました。
また、解説動画に載ってない内容はAdobe after effectsで検索すれば見つかります。
なぜなら操作性が一緒だからです笑
余談ですが、
IT業界で有名な統合開発環境eclipseを改修し、Javieが作られたそうです。
そのため、エラーなどが発生するとeclipseと同様のメッセージが表示されます。
IT業界の人はちょっとだけ親近感が湧くかもしれません。
Javieで試しに作ってみたのが映画の予告風の「開催」です ↓
これは後ろから光を当てる効果をつけることで文字を光らせています。
しかし、作ったところで人に見てもらわないとモチベーションが上がりません。
そこで、
仲良くしてくれてる先輩が描いた似顔絵を映像加工して楽しんでもらうことにしました。
なぜその発想になるのか若い頃の私に問いたいです。
謎すぎます。
先輩が描いていた似顔絵がこちらです ↓
「チームメンバーの似顔絵を書いてみたら絵心が分かるかもしれない。」
という遊びをしている時に携帯でサクッと描いてくれた似顔絵です。
ご本人の特徴を捉えていてなかなか上手です。
チームの中で1番身長が小さくて、かわいい男の人だったのでcute a little と書いてあります。
この方は沖縄県の出身でした。
では、この似顔絵を加工していきます。
しかし、またもや謎の発想を繰り広げます。
ただの加工じゃ面白くない。
3D魔法陣にしよう。
なんやかんや躓きながらも制作し、
完成させました。
そして、お披露目の時がやってきました。
先輩には似顔絵を利用したとは言わず、見て欲しいものがあるとだけ伝え、動画を再生します。
画面奥から魔法陣が出現しはじめます。
円を回転させながら周りに文字を描いていきます。
真ん中に似顔絵が見え始めます。
この辺りで先輩が爆笑しはじめました。
最後に思いっきり光らせます
「え、ちょwwwこれ作ったの?ww」
「まじ、何してんのwww」
とても喜んでもらえました。
人を笑顔にさせることに成功しました。
これを機に、動画編集のコツを掴み始め、友人の結婚式の動画制作などにも取り組んでいくことになります。
また別の機会に書いてみたいと思います。