Unityの「Enemies」Demoがヤバい
今回はUnrealでは無くUnityの話題。GDC(ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス)で最新のデジタルヒューマンデモが公開された。Unrealのメタヒューマンも凄かったが、その上を行く表現。不気味の谷を飛び越えた感がある。今年来るって思ってたけど想像以上のクオリティーだった。
■デモがこちら
リアルタイムかプリレンダーかより実写なのかCGなのか?って方に意識が行くほどリアル。実写かのようだけどリアルタイムCGです。
そしてリアルタイムかつ4Kで動くらしい。
これは凄い。もうわけ分からん…
モデルさん選びのうまさも感じるけど。にしても…
何気に背景のプロシージャルなアニメーションやライティング、ポスト処理の綺麗さに驚いた。UnrealはどうしてもUnrealだなって見た目になるけど今回のUnityのデモは、シリコンスタジオのYebis3に近い繊細さを感じた。
ちなみにYebis3はコチラ
↓はUnity公式ブログの記事。
詳細はUnityブログに書かれているが、
これまではUnrealの独壇場的に思われた機能が盛り込まれている。
ほとんどの機能は、Unity 2022.1 もしくは 2022.2 には実装されるとも書かれている。
■Digital Human 2.0
1~2ヵ月後には「Digital Human 2.0」がリリースされるとのこと。
Gitでアクセスはできる。
Unreal、Unity、Blenderとリアルタイムレンダリングはどんどん進化して来ている。
今後は特定のエンジンに依存せず、プラットフォームごとにエンジンを行き来するようなデータのやり取りなんかも必要になってくるかもしれない。
どのエンジンにも得意、不得意はあり何を使うべきかはケースバイケースって感じで柔軟に立ち回る必要が出てくる日が来そうだ。
UE5のマトリックスにも驚いたけど今回のUnityのデモは凄かった。
これまでもUE5やUnityの話題は取り上げて来たけど、この先も面白くなって来そうだ。
UnityがWeta Digitalを買収したのにも驚いた。
映像分野では、UEが先に普及したもののUnityに可能性がないわけじゃない。Wetaの知見が今後、どんな形で入って来るか次第では一気にUnityが普及するなんてこともあるかも。
最近、UEばっかり使ってたけどUnityも触っておかねばいけないようだ。
UE5もあるのに、また覚えなきゃいけないことが増える…
~つづく~
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