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- なるべくシンプル - 私のフィードバックツール

アートのチェックは数と時間
そして質との勝負。
同時にスケジュールや進捗状況も
追う必要もある。
さらに履歴と今のチェック内容と
の整合性も欠かせない。

これらの要素はアートに関わらず
確認とフィードバックの反復を
伴う事全般に言えるはず。

全てのニーズを満たしてくれる
完璧なツールは無いものか?

というのはツールを使う側、作る
側共に永遠の課題なのかも。

道具は使いよう

結論。
そんな都合の良いものは無い。
いや、これまで無かったし
これからもきっと無い
んだろう。

そうそうコレコレ!っていう痒いとこ
隅々にまで手が届くものは無い。
究極、インハウスツールを作るってこと
にまでなってしまう。
そんなことしても大概、時間とコストが
見合わず頓挫するのがオチだろう。

やはり自分が求める全てを網羅した
サービスなんて無いと思ってかかるべき
かもしれない。

なかなかスイス・アーミー・マン(お勧め映画)
みたいには行かない。

無い物ねだりで探しまくるのも疲れるし
組み合わせで自分なりのフローを作り、
自ら順応する方が早い。

そこで、前回のフィードバックルールに
続き今回はフィードバックツールについて
考えてみた。
自分がアートのフィードバックで使うこと
が目的なので、ご参考までに一例として
ご紹介したい。

お気に入りの組み合わせ

悩んだあげく
TrelloSlackのみ
(シンプル過ぎて参考にならないかも…)

Trello

Slack

使い方

言わずと知れたメジャーツール。
使い方は本当にシンプル。

Trello側

基本的にはデザイン1点につき
Trelloのカード1枚を使用。
IDが決まっていればIDもカード名に明記
IDがあると工程毎にカードが複数枚あっても
迷わない

■カードの中身

・フィードバックはカード内で完結
 履歴が全て残るため流れを把握しやすい
・チェックリストで大まかな工程を区切る
 リスト名とカブるが進捗率を把握しやすい
・カードの納期もカード内に設定

■リストの移動

・工程毎にリストを用意
・チェック完了後、カードは次の工程リストへ

リスト内の工程を終えたら次のボードへ

・2Dデザインのボードから3Dのボードへ
・使用してたカードを移動してもいい
・ID番号があるなら新規カードを作ってもいい
 この場合、2Dデザインのカードへの
 リンクは記載しておくと良い

■デジタルなのにアナログっぽい

・終わったらドラッグ移動の繰り返し
 結局これが一番納得感があった。。

Slack側

まず、チェック専用チャンネルを用意。

Trelloだけでも完結できるがSlackの
浸透度により合わせ技が良かったりする。

■アプリ、通知など自動設定を使わない
TrelloアプリをSlack側にインストールはしない。
通知を出したりもしない。
※編集する度に余計な通知が飛ぶのを避ける

■必要な時、必要なだけ無言のやり取り
手動のやり取りにしないと余計な通知が
増えて見なくなってしまう。
だから自動的な設定は何もしない。

チェック依頼者は「チェックしてね」という
旨をSlackに送るのみ。
依頼時にはTrelloのカードurlを貼って貰う。
「チェックするよ」という意思表示に
スタンプを押す。
同様に「チェックしたよ」のスタンプも
あり、Trelloでフィードバックを見て貰う。
ここでは余計なやり取りを行わず
スタンプのやり取りに徹する。

大事なやり取りが全てTrelloに記載される
ことが重要。
Slackでは流れてしまうので間違い無く迷う。

でも実装段階では使えない

ここまでは、アート〜モデルまでの
アセットの作成段階。

実装に入ってしまうと扱う単位が
異なって来る。
要素も複合的に入り混じる。

その段階では、JIRA、Redmineなど
バグも管理できるアジャイル開発
ツールを使うことになって来る。
ナレッジの共有としてCoufluence、
Docbase、Notionなんかも必要に
なるだろう。

いくつアカウント持てばいいの…
という場合は、Onelogin、OKTAなど
1アカウントで全部入れるような
サービスも必要になって来るかも。

手元にあるものを組み合わせて

自分探しの旅とツール探しの旅は
そこそこがいい。
意外と誰もが使っている比較的一般的な
ツールを選ぶのが正解だったりする。
習熟コストや利用料が高く浸透しないって
のも悲しい。

わざわざ書くまでも無い内容だったかも
しれないが‥

ツール探しの旅に疲れたら考え方の参考
として考えてみてもいいかもしれない。

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