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ひさしぶりに実家へ赴く
およそ2ヶ月ぶりにあたしの実家にお泊まり
先週がおはなちゃんの誕生日だったので、昨日は、ばあちゃんがケーキならぬおはなオムレツを作ってくれてみんなでお祝い
実家に行くと、にいちゃんかばあちゃんにべったりで、あたしには近寄りもしないおはなちゃん
ときどき
「おとーさーん、ごはんよー」
という業務連絡をしにくるくらいである
普段あたしが一番一緒にいる時間が長いから、こういう時はあたしに全然かまってもらいにこない
食事の用意もしなくていいのであたしは完全無能化する
なにもしない(ただ食後の茶碗洗いはやる)
なにもしないでいいので何かしようと思うも、身体が全力で休みにかかろうとするから何もする気が起きないから困ったものである
仕方がないので普段設けることができない読書を開始するも、身体が完全にオフになってるので読書は睡眠誘発剤にしかならない
さすがにこれではまずいと思い、仏壇のある御座敷に行って殺陣の稽古をする
無理矢理体動かすうちに血流よくなりようやく無能状態から脱却できる
あたしはなぜか、仏壇のある部屋というのは集中力が増すらしい
そこにバランスボールが転がっていた
なるほどこれか、おかん(おはなちゃんのばあちゃん)の若返りの秘訣は
2ヶ月ぶりのおかんは、なんか若返っていた
あたしはオーラというものは見えないけれど、たぶんそれに類するものは感じることができていると自分では思っている
おかん、なんか溌剌としている(・_・)!
率直に
「なんか若返ったよね」
というと
「嬉しいこといってくれるねえあんた」
と喜んでいた
案の定、バランスボールで体幹トレーニングを始めたらしい
うん、元気だ
その様子を見ていた姉が
「ますます元気になって・・」
と笑いながら呆れていたらしい
元気なのはいいことだ
元気があればなんでもできる
という名言があるが、
その元気を維持することがなかなかに難しい
うん、この2日間はおかんの元気よさに元気をもらった
すごいなあ、年齢重ねるほどに活気あふれているおかん
30年前は立つことすらままならず、寝るときも、あたしやおとんや兄が、寝室に運び込まないといけないほど動けなかったくせに
常に前へ前へ前進あるのみ!というほど情熱的ではないが、けして後ろ向きにならないあたしの性格は、おかんのこの姿をずっと見て育ったからだろうと再認識した
隔世遺伝でばあちゃんそっくりなおはなちゃんもきっと、その性質を受け継いでいることだろう
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