掌編「うんこマイナス」@爪毛の挑戦状
久々に集まった3人は、街の小さな居酒屋で飲み続けていた。思い出話は尽きない。かれこれ3時間である。
「こないだ仕事帰りにさ、ガシャポン回しちゃったのよ。ウンコのやつ。懐かしくて」
「あ、それ。あそこのスーパーのガチャガチャコーナーだろ?ピンクとか緑とかのやつ。俺もちょっと気になってた」
「そうそう。そんで緑色ゲットですよ」
ひとりが、ポケットから鍵につけた緑色のウンコを取り出した。
「あれストラップだったんだ。俺もやろっかな」
「シークレットあるらしいぞ。虹色だと睨んで