最愛の母を憎むこと②

公式LINEからの続きです。

・許す/許さない という2択から離れる

noteも配信も達成できてない
でも、不思議とそんな自分でも良いかな〜本業良い感じだしと思ってる私です。

みなさんはいかがお過ごしですか?

ここ数ヶ月で、実母への未消化な思いがなくなり、とてもスッキリしています。このスッキリ感を言語化していく予定です。

実母が生きづらさの原因だったと気づいた時に、私は「母を許してはいけない」と思いました(後にかなり深い思い込みになります)。私ももう親になっていましたから、親としてこうあるべきだという自身の価値観に合わなかったからです。

専門カウンセラーからセッションを受けるにつれ、「もう許してるよ」と言われたり、「許す」という心理ワークを敢えてしてみたりしました。それでもしばらくして心地悪さに気づいて、あ〜終わってなかったと思う日々でした。終わってなかったと同時に「許せない自分」を許せないジレンマに陥りました。許せば終わると答えは何となく知っていたからです。

どうしたら許せるのか?→なぜ許せないのか?に気づくこと

母が憎くてたまらず、イメージ(心理ワーク)の中で、何度も母と戦ってきました。
絶対に言い返されない言葉を見つけて「ぐうの音も出ないようにしてやる」「これを言えば、参りましたって言うだろう」と、どんどん理論的に追い込みます。
時には目の前に母がいることをイメージすればするほど、頭の中で用意した言葉が出てこなくなる時もありました。色々な感情に、言いたいことが言えなくなる。まるで子供の頃と同じです。
そうすると、自分を責める。「弱いから、イメージでも母に勝てないんだ」と。また自分を追い込んで駆り立てるの繰り返し。

ある日、悩みの中にいた私は、カウンセラーをしている仲間に緊急で依頼して話を聞いてもらっていました。その時に言われた「自分のこと、そんなに責めないでくださいよ」でハッとしました。

「母のせいにしても父のせいにしても配偶者のせいにしても何にも解決しなかった。やっぱり自分が悪いと、次は自分がああすればよかった、こうすればよかった。あの時、ああいわなければよかった。あの日、あそこに行かなければよかった。」
今までの私の原動力が自己否定だと気づいたのです。

自己否定している状態というのは、自分を許せない状態というわけです。
自分を許せない人が、誰かを許すというのは大変に難しい問題です。
(理論的な話については、ここでは言及しません)

そこから、自分を許すために、がむしゃらにマインドセットをしていきます。
私がとった方法は、セルフトークを徹底的に変えることでした。

セルフトークを変えるには時間が必要!

セルフトークの書き換えは一日にしてならず。

私は、この徹底的に変えてやるぞと思い立った時点で、自身の回復カウンセリングから優に1年半は経過していました。カウンセリングの中で、セルフトークの話は一番初めに聴いていて、カウンセリングの一定期間中も取り組んでいたことでした。でも、そこで終っていなかったということです。
少し取り組んで楽になって、一部だけの書き換えしかできてなかったんですね。
そこで、私は自分を心地よくさせるために、自分に都合のよい言葉をリストアップしました。自分自身がポジティブな言葉をかけられてこなかったので、パッと思いつかないので、検索もしました。信頼しているコーチに「あなたの自身を認める言葉は何ですか?」と訊くこともありました。そこで、リストアップした言葉を日常的に自身にかけるため、どうしよう?と考えた結果、アップルウォッチの待ち受け画面に好きな風景と言葉が現れるように設定をしたのです。
時計を見るたびに、その言葉に触れます。その言葉を見て初めの方は意識的に脳内で読み上げ「うんうん、そうだね」とさらに自分を肯定しました。
地道なやり方ですが、1日に何度も時計を見ます。その後の10秒を自分に使うことすらもったいないと思っていたら何も進みません
段々と意識的に読み上げることはしなくなりました。また、その言葉に触れると「あ、知ってる。おっけー。大丈夫」とたまに自分を肯定します。

今、振り返ると、自分を心地よくする言葉を受け取れるようになった時、私は「知ってるよん」と返せるようになっていました。


・・・最近私は身近な人にリップの色を褒めていただくことがとても多いのです。それに「ありがとうございます。派手すぎるかなと思いつつ、この色が自分でも気分上がるんですよ~」なんて返しています。「似合ってるよ」「すごくあなたらしいよ」という言葉をいただきます。

こんなやりとりが過去では、褒められたあと「ありがとうございます」とか「そんなことないですよ」とか言いつつ、言葉に出さずとも心に浮かぶことは「私の褒めるところなんて、リップくらいしかないのだろう。太っているから。」とか言われてもいないことをアレコレと邪推して、褒められたことを受け取れていなかったのです。
でも今は「知ってる」「だって私が朝からとっておきのをセレクトして塗ったのだからね」というような裏トークに変わっているのです。


いつの間にか、自己否定しなくなっていた

自己否定していない自分に気づいたのは、自己否定している自分に気づきセルフトークを変えるんだと地道な努力を重ねてから約半年後のことでした。
自己否定は無意識で行っていることがほとんどでハッとした時に気づくようなことでしょうけど、今年の母の日に自分でも驚くような自分の気持ちに気づいたのです。

「あ~私も母の日に母に花でも贈ってあげたいなぁ」と。
(母の日のことは、下書きしていて記事にできていないので、記事にする予定です。細かいことはまた別記事で)

この気持ちを、ある方に話したところ「何でそんな風に思うようになったの?」と質問されました。
即答できなかったのですが、今その答えに辿りついた気がします。

  • 許す/許さない の2択から意識的に離れた

  • 自己否定している自分に気づいたので、自己否定を徹底的にやめるためにアレコレ頑張った

  • 自己否定しなくなったら、いつの間にか母のこと否定しなくなってた

なんでこれが答えなんだよ( ゚Д゚)?

という方は、セッションで誠実にお伝えさせていただきます。


長い文章になりましたし、うまく纏まった気もしないのですが、これが精いっぱいです。
お読みいただき、ありがとうございました。感謝します。

今日は七夕。
私の願いごとが叶いますように。
みなさんの願い事が叶いますように。



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