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シレナ1912×78rpmの邂逅 Vol.13~クレア・デュックス『ラルゴ~オンブラ・マイ・フ』(ヘンデル)
クレア・デュックス(Claire Dux , 1885 – 1967)。
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ちょっと仄暗いこのソプラノ・ヴォイス。
主にベルリンとシカゴのオペラハウスで活躍した、しかし同時期に活躍したロッテ・レーマンやエリーザベト・シューマンと比較すると、その魅力が現代まで伝えきれていないソプラノ。
SP盤は恐らく1920年代前半、機械式録音時代末期に録音されたもの。
チェロが当時ベルリン・フィルの主席だったアーノルド・フォルデジー、オルガンは指揮者としてSPレコードの録音も数多く行っているブルーノ・ザイドラー=ヴィンクラーという大物を起用し、バックアップも完璧👍
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因みにc/wはシューベルトの『アヴェ・マリア』。
1912年ポーランド製ラッパ型蓄音機「シレナ」で演奏。
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