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復刻版ブログ21「不登校中学生が株式会社の取締役に!?」

振り返って

2020年7月。法人設立して一番最初にいただけた契約が、親子副業のコンサルティング契約でした。

つまり、そのお客様が私の第一号のお客様なのですが、その方は3人のお子さんをお持ちのママさんでした。そして真ん中の中学生の息子さんが、世に言う不登校のお子さんでした。

お母様はその息子さんに会社を持たせたいと思い、私の親子副業に興味を持って頂いていたのですが、当の息子さんは興味なし。変わりに一番上のお姉さん(当時高校3年生)が社長をやってみたいと手を挙げてくれました。

そんな経緯で母と娘が起業に向けて準備を始めたのですが、息子さんは相変わらず無関心。ところが、いざ会社のホームページを準備する段階になって、ITオンチのお母様と娘さんの手が止まりました。

その時、困ったお母様はパソコンが得意な息子さんにホームページ制作を打診。お小遣いが貰えるならという条件付きで息子さんもようやく動いてくれることに。

中学生でホームページなど作ったことがなかった息子さんでしたが、自分で調べてそれっぽいホームページを作ってしまいました。それどころか、頼んでもいないのに、お姉さんが作る会社のロゴまで制作してしまったのです。

最初は興味のなさそうだった不登校の息子さんが、自ら母と姉のために動いてくれた。しかも会社の取締役に名前を連ねても良いという返事まで。

当初は不登校の息子さんと会社をやりたかったお母様から、興奮気味なお礼のメールをいただけたときは、私もご支援させていただいて良かった!そう心から思えました。

娘さんの成長も、息子さんの成長も、お母様にとってはどちらも満足いただけた結果になって、最初のお客様だった私にとっても上々の滑り出しだったなと思っています。

一つ残念なことは、社長であるお姉さんが専門学校に進学された後、学業が思った以上にハードだったこと、お母様が本業の銀行で異動となり多忙になってしまったこと、それが重なり会社自体は昨年閉じることになってしまいましたことです。

ただ、お母さま、高校生の娘さん、中学生の息子さん3人にとって、法人設立までの約半年間は、3人それぞれの成長、家族の絆を再確認された大切な時間になったと思っています。

またそんな貴重な時間を一緒に過ごさせていただけたことに、今でも感謝しています。この、私の最初のお客様のことは一生忘れることはないと思います。

そんな当時の私の言葉が綴られたブログはこちらになります
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不登校のお子様が株式会社の取締役に!

2020年12月15日

度々ご紹介しています、弊社がご支援させて頂いている、不登校の息子さんをお持ちのお母様とお子さんの起業について、順調に進展してきましたので、改めてご紹介させていただきます。

7月よりお子さんと株式会社の設立を計画されておりましたが、打ち合わせを何度も重ね、ついに年明け2021年2月には法人登記できそうなところまで来ました。

その中にあって不登校の息子さんは取締役に名を連ね、また名前を置いているだけではなく、実際に会社のホームページ制作やロゴ作成といった役割を担っています。

中学3年生にして、会社のロゴをデザインしたりHPを制作できるというのは何気に凄いです。少し経験を積めば、十分仕事がもらえるようになると思います。(本人はこれで稼ぐつもりはないとのことですが)

当初、起業に対してそれほど興味を示していなかったように見えましたが、結果的に一番積極的に活動しているように感じます。

たとえ不登校で中学校に通えてなくても将来十分に社会で通用することは想像に難くないと思います(スキルも姿勢も)。

ちなみに投資もされているので世間の情報への感度が高いのも素晴らしいです。

一言で不登校といっても、十人十色なのは重々承知の上ですが、学校に行けなくても社会で活躍できるための道は幾つもあると改めて感じた次第です。

弊社も最後までしっかりご支援させて頂きたいと思っております。そのお母さまが弊社のサービスの宣伝をしてくれています。有難いです。


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