怒りの行き先
キレる以外の選択肢をことごとく奪われていた
そっか。私すごく激しくキレる人で、それをとてもとても止めたかった。周りに悪影響だし、自分をも鬱にしてたと思う。
やっぱりキレるって怒りの最上級の爆発だと思うから、疲れるんよ。物凄いエネルギーを使う。
その時はキレるのに無我夢中だからもちろん気づかないけど、後で賢者タイムとなってそのツケを払う。どんどん高くなってそびえ立つ、大きな波のような怒りの代償は、その前にして何もできない無力な自分自身を飲み尽くす。。
はい。考えるだけで息が浅くなる。ひと呼吸。深めに。
逃げる扉を次々に塞がれてはもうどこへも行けず、その場で自爆するしかなかったんだよね。つらいよ。痛いし。それ以外の選択肢がないって。
でもその前に「こっちの扉に入ってリラックスしていいよ」「好きなことして一旦離れていいよ」て機会が与えられたら、
本当に本当に
まだ言葉にするには傷が癒えてないみたい。
でも、疲れたら休む。
疲れてても、何とか自分を突き動かして行けるところまで行くのは違う。
行き着く先はあそこだから。
もうそんな自分をメッタメタにすることはしない。自分で自分を自分から守る。
大人になってよかったことは、時間差で自分を守ってあげられること。
精神を健全に育めなかった代償は計り知れない。その毒は大人になってからが本番。じわじわ効いてくる。心の奨学金のよう。
でも怖がらなくて大丈夫。
体の不調も心の不調も、ちゃんと表に出てきてくれるから。これは有り難いシステム。それに気づいて放置しなければ大丈夫。
便秘になったら吹き出物や腹痛が教えてくれる。心の発達に何か取りこぼしや欠けてるところがあったら、お友達や兄弟関係、機嫌、そういったものにきっと出てくる。
それを見逃さなければ大丈夫。 大丈夫だと、気づいていながら何度も蓋を閉めなければ大丈夫。
どうしたらいいかわからなかったら人に相談しよう。知識を入れるのもいいね。そして、どんどん試そう。それでまた人に話そう。一人で解決しようだなんておこがましい。あなたに人を頼る健全な心が育まれていれば大丈夫。
またね。文字よ、聞いてくれてありがとう。