コートのリフォームの注意点とは?
最近、親族や知人から譲り受けた服の、
リフォームのご依頼が多いです。
例えば、ビフォーアフター画像のバレンティノのコート。
柔らかく起毛感のある厚手のウール地のコート。
◎肩幅詰め全体で5センチ
の修理に伴い、
○身幅詰め(バスト付近)と肩線の調整
○袖周り調整、
○アームホールの袖裏破れのため肩から袖丈詰め3センチを身ごろのリフトアップ調整分考慮のため2.5センチにする
ウエストから裾はお修理はなしでした。
すっかり変わったコートの顔つきに、とても喜んでいただけました。
コロナの制限も緩くなり、久々に会った時に、コロナ禍で整理された服の譲渡もされるのでしょうか。
古き良きものが、次世代に継がれていくのは、
必然的で、自然の摂理だとさえ思います。
新しいコートを購入せずに、そのぶんの予算をリフォームのご依頼に‼︎ 素晴らしいですよねぇ。。
処分せずにご自身のサイズにリフォーム→
ストレスのない一軍が増える→
ゴミにしないでモノを大切にすることで心も豊かになる→
ご自身のモチベーションがあがる→
笑顔で働きまくる→
図らずも職場環境や人間関係がよくなる→
稼ぐ→
遣う‼︎‼︎‼︎
ひいては、経済を回すところまでいくわけですから、こんな素晴らしいことはありません笑
自分のためにじゃんじゃん投資しましょう‼︎
でも、誰かのために遣うと運気がさらにアップするのそうなのでそこもはずせない重要ポイントですよね〜。
もとい、
今回はバレンティノのロングコートでしたが、
肩幅を詰める寸法がとても多く、雰囲気も偉そう笑、な感じなので、洗練されたすっきり感を出すための小技を随所に散りばめました笑。
肩パッドはすでに外されていましたが、分厚い肩パッドが入ってたと推測されます。
お客さまも肩パッドはいらないです。。とおっしゃってましたが、以下のことをご説明しました。
コートやジャケットで、
肩パッドをはずしたい
という方、多いと思いますが、
あまりおすすめしません。
一概には言えないけけれど、なるべくなら
薄いものに交換されることをおすすめします。
はずしてしまうと、しばらくは良いですが、
気をつけて保管しないと
肩まわりの形崩れがどんどん進行します。
ラフな感じが好みなんだよね〜
激しく同意もしますが、
無造作にハンガーにかけるようなずぼらさんは特に要注意です。
わたしも類に漏れず肩パッド薄め愛好家として、声を大にしてお伝えしたいです。
肩パッドはずしのみは、リスクがともなうことを覚悟されたし。
肩パッドが入ってるデザインのものは、肩周りにはその分の寸法も入っているので、ただはずしただけでは理想のかたちになないことも多いです。
そこも気をつけられたし。