iPhone12 Pro Maxのレビューしてみる
こんにちは、Babyです。
自己紹介明けの一つ目の記事は何にしようかと悩んでいたけれど、ブログジャンルの中でもガジェット系が特に好きで、先週ちょうどiPhone 12 Pro Maxに乗り換えたのでこのテーマにしました。
今回の記事は、購入前に持っていたハードウェア面への期待を自分の持っている知識とか感想を織り交ぜながら書いていきます。次回は、サイズとカメラなどに関して使った印象を書いていこうかと思ってます。
EXCUSE
個人的で一般性には欠ける内容が多いですが、他人のブログだったりYoutubeを参考にする際に、その人がどんなロジックでモノを買ったのか読むのが結構好きなので盛り込んでおきます。試行錯誤中です。
はじめに
まず最初にiPhoneの遍歴をまとめると、
iPhone 5⇨iPhone 5s⇨iPhone7⇨iPhone 8⇨iPhone XR⇨iPhone 12 Pro Maxです。下取りを逃れたiPhoneの写真を載せときます。
左から5、XR、12 Pro MAxです。
こうみると順当にデカくなってて驚きですよね。
昔は5のディスプレイサイズで我慢できたのが信じられません。
これまでは基本的に、家族全員で乗り換え割キャンペーンで 鬼のようにポイントが着くタイミング で節操なくキャリアを変えてました。今回のiPhoneに関しては、社会人になって初めて自分のお金で買ったiPhone、メジャーアップデート、初めてのハイエンドモデル、と色々重なったのでちょっと感慨深いです。
さて、iPhone 12 Pro Maxを購入したわけですが、購入に至った理由を整理すると私の場合は、(1) iPhone12シリーズへの期待と、(2)その中から12 Pro Maxにした理由の二つになりました。
各々を以下にまとめますが、最初に伝えると
(1)⇨12シリーズ全て共通したハード面の変化
(2)⇨学生から社会人になっての使用シーンの変化
となります。(2)の方はApple信者で来年社会人になる人に参考になる?かもしれません。需要ないかもですが。
(1) 期待: iPhone 12 Series 共通のハード面の変化
①デザインが好き(とプロダクトデザインの話)
最初から完全に個人の好みの話ですが、初めて買ったスマホがIPhone 5だったので、iPhoneといえば側面が垂直してるフラットデザインのイメージがありました。
このiPhoneは大学受験を一緒に過ごした子なのでめちゃくちゃ思い出があります。なので最近のラウンドデザインの流れから、デザインを変えて来てくれたのは思い出補正も相まって嬉しいですね。
ところで記事を書くにあたって、「なんでデザイン変わったんだろう」と気になって調べてみると、側面のフラットデザインから6以降のラウンドデザインに変化したのはユーザーの行動を誘導する狙いがあったそうですね。
以下GIZMODEのサイトの引用です。
iPhone 6を見てみれば、アップルがラウンドデザインを採用した理由は明白です。思い出してみてください。iPhone 6は単に筐体が丸みを帯びているだけではありませんでした。エッジと画面をほぼ段差なく成形することで、指の引っ掛かりなく滑らかに画面の端から中心部へスワイプできるようにデザインされていたのです。これは、ジョナサン・アイヴがOSとハードを根本から融合させようとしたことの現れ。それによって現在まで続くiOSのスムーズなユーザー体験が実現できているのです。<上記サイトより引用>
Appleはソフトとハードの両方を作っているだけあって、いろんな切り口からアプローチできるし、デザインがモノづくりの上流から関わっているってこういうことだよな、と記事を書きながら感動しました。Appleさん、一生ついていきます。
②MagSafeへの期待
MagSafは公式の発表会のGIFで説明すると、以下のようなものです。
iPhone の裏側に磁石が埋め込まれていて、そこに貼り付けることができるタイプのアクセサリ規格です。個人的にはiPhone12で結構テンションが上がったMagSafeについて、二つの点から書いていきます。
・無線充電の改善
まず充電面では、Appleが開発を試みるも失敗した無線充電器(=AirPower)を語らずに説明できないのでは、と思います。実際に無線充電器を使ったことがある人は実感があるのではないかと思いますが、無線充電はケーブルを刺す手間が省ける一方、置く位置がシビアで注意深く正しい位置に置かないと充電されないことが多々あります。
この問題を諦めるのか、どう解決してくるのか気になっている人は多かったと思います。実際「AirPower開発再開か」みたいな記事が出ると界隈は賑わっていたし。
私はエンジニアとして働いているので、どうしても作る側の視点で考えてしまうのですが、MagSafeは地味にクールだなと思って発表会を聞いていました。もし私がAppleで働いていたら「AirPower側のコイル配置を工夫しました、どこに置いてもほぼOKです」という感じで解決しそうなモノですが、Appleが採用したMagSafeは充電の問題を解決するだけでなく、次の項目のアクセサリ面のアップデートも期待できるという点で単に充電問題の改善を超えてきたなと感じました。
MagSafeを聞いた時は、「数学Aの場合の数をゴリ押しで計算して正解したけど、背反使えば一発だった」って知った時みたいな感覚でした。「あーマジか」みたいな。iPhone側を変えるのは一見力技だけどシンプルで、こういう斬新な切り口で解決してくるのはクリエイティブだなって感じてしまう。よく考えるとApple Watchの充電方法とか、ApplePencil2を踏まえればAppleとしては当然の帰結だったのかもしれないけど。
・アクセサリの可能性も広がりそう
充電問題の解決以上に期待しているのはこちらです。このMagSafe規格でアクセサリ面もちょっとしたパラダイムシフトが起こると期待してます。
今まではスマホの裏につけるリングにせよ、MOFT Xのようなスマホスタンドにせよ、両面テープで貼り付けて基本的には一回貼り付けたっきりと言うものが多かったですよね。一方でMagSafeなら磁石ゆえに何度でもつけ外しできるから、シーンによって気軽にアクセサリを使い分けることが出来るようになるというのに期待しています。iPhoneは他のガジェットと違って毎日いろんな場面に持っていくからこそ、それに応じてアクセサリも切り替えられるというのはワクワクしてます。
実際純正品だと既にカードケースが発売されているし、
まだ発売されていませんがMagSafe規格の三脚なんていうのも予約が始まっているようです。デザインがかっこいいので気になっています。
ハード面のアップデートの期待をまとめると
購入の決め手となったのは、デザイン(=見た目)としての変化と、MagSafeの与えてくれる体験に期待して購入しました。ただ一方で、ライトニングが今後USB-TypeCになる説とか、そもそも全てのポートを廃止して無線充電のみになる説とか TouchIDはマスクが必須な昨今FaceIDよりも重宝するとか、色々な話があるので、まだまだアップデートが楽しみです。
(2) 4機種の中から12 Pro Maxを選んだ理由
ここまで書いてきたのは12 シリーズ全てに共通することです。これからはなぜiPhone12 Pro Maxを選んだのかについて書いていきます。最初に結論を書くと、学生から社会人になって変わったガジェットの使い方の悩み、を丁度よく解決してくれるのがiPhone12 Pro Maxだった、という感じです。ここからは個人的な話が多いので気になる人は読んでください。参考になる人もいるとは思います。
①社会人になってiPadの使用の使用頻度が減った
学生時代は、Macbook13inch・iPadPro・iPhoneの三つで勉強・研究に取り組んでいました。最初に結論をいうと、私は社会人になってからiPadが不要になってきた、という話をします。
学生時代は3つのデバイスの立ち位置は
・Macbook=アウトプット
→研究(コーディング・CAD)/論文執筆
・iPad=インプット
→勉強/メモ/娯楽(Youtubeなど)
・iPhone=Mac・iPadの補完・連絡関係と娯楽
→ブラウジング/連絡/音楽プレーヤー
学生時代は上記のように、三つのデバイスの立ち位置が自分の中では明確で使い分けることができていました。iPad Proは論文などのPDF書類の閲覧・書き込みや、普段の研究生活での実験ノートやアイデア出しなどインプットと頭の整理に役立っていました。
がしかし、社会人になってから殆ど使わなくなりました。
理由はシンプルで会社でiPadを使うことができないからです。私の会社では情報漏洩の観点から禁止でした。iPadが会社で使えるかどうかは、職種だったり大手とベンチャーでも違うと思いますがどうなんでしょう。
実際のところ機密情報は多く扱っているので、リスク管理の観点的には理解できるのですが、iPadとApple pencilのヘビーユーザーとしてはショックでした。本当は会社で手帳としてだったり、業務のメモだったり、PDFの管理だったりをしたかった、というのが素直なところです。
できないものは仕方ないと、入社して初めのうちは「家・スタバで業務関係の論文を読んだり勉強する用」としてプライベートで使っていたのですが、結局会社でiPadにまとめたモノは確認できないし、印刷するなら最初から紙でまとめた方がいいよなと言うことで使わなくなってしまいました。
研究生活ではクリエイティブに使っていたiPad Proも、最近はもっぱらYouTubeとNetflix専用端末になってしまって勿体無いし、下取りに出してもいいかもなと思っていたのが背景の一つです。
②note(=web上での発信活動)用にカメラほしい
前回の記事にも書いたように、社会人になってブログを始めたい欲が結構高まっていたので、物撮り用のカメラを今年の下半期くらいから本格的に探していました。特に欲しかったのがSIGMA fpです。きっかけは、goandoさんの「Sigma fpが欲しくなるマガジン」を読んだことです。
このマガジンを読んで、SIGMA fpの筐体のシンプルさだったりOrange & Tealの色味だったりに憧れて半端なく物欲は高まる一方で、初心者にとってカメラ単機能で20万越えは高いし、カメラが詳しい友人から多分手振れ補正とかがないから初心者には厳しいと思うとアドバイスされ、迷っている状況でした。
カメラに漠然とした憧れはあるけど、ちょっと怖さもあって買う勇気がない。これが二つ目の理由です。
この状況にiPhone発表会
こんな感じでガジェット関係で悩んでいるところに、いい感じに刺さってきてくれたのがiPhone12 Pro Maxのカメラでした。今回のiPhoneは四種類ありましたが、12 Pro Maxが一番イメージセンサが大きく、手振れ補正の性能も高いということで他の3機種と明確にカメラ性能が優れているということが魅力でした。
公式サイトを見る感じ、めちゃくちゃいい写真が撮れそうだし(素人)
もしカメラが微妙でも普通にiPhoneとして使えるし、
確かに高いけどiPad Proを手放したお金でを当てればそこまで出費もなさそう、
ディスプレイサイズ的にiPadライクに使えそう
というのが私の12 Pro Maxの購入理由です。
まとめ
今回の記事では、iPhone12に期待することと、その中からPro Maxを選択した理由について感想とか知識を織り交ぜながら書きました。もうちょっとあっさり目に書いた方がいい気もしつつ、自分のiPhone史を振り返れて良かったです。次回の記事では、実際に使ってみた感想をサイズとカメラに焦点を当てて書いていこうと思います。
どうぞ、よろしく。
ちなみに自分はエンジニアで、単純なエンジニアリング以外にプロダクトデザインにも興味があって本を読んでいるのですが、こちらの本がAppleに限らず人間の認知心理学に基づいたHMI(Human Machine Interface)について面白くまとまっているのでオススメです。機会があったらまとめたいけど、ようやく以上のものが書けるかな?