hahaha、ハニープロセスとは???
コーヒー豆の精製方法について調べていると、それぞれの生産国によって色々呼び方が違い、かなり混乱することがあると思います。
実際自分もいまだに100パー理解はしていないけど。以前ナチュラルとウォッシュドの違いを調べてみて大枠は理解したつもりでいましたが。また新キャラが登場したので改めて3枚に下ろしてみたいと思います。
何はともあれその新キャラというのも「ハニープロセス」からのレッドハニー、ブラックハニー、、、、、、???多くない?細かく分類するといっぱいあります。
わかりやすくいいますと。
セミウォッシュド (Semi-Washed) ・ パルプドナチュラル(Pulped Natural) ・ ハニープロセス(Honey process)あたりは呼び方が違うだけで大体おんなじ精製方法のことを指しているようで。
「セミウォッシュド」という言い方はかなり曖昧なので「パルプドナチュラル」「ハニープロセス」と呼ぶ方がより正確です。どちらも同じなのですが
「パルプドナチュラル」はブラジル産のものに使われ、
「ハニープロセス」は中米産のものに対して使われルトのこと。レトルト?
スペイン語ではミューシレージのことをミエルと呼び、ハチミツのことも「ミエル」と呼ぶのでこのように呼ばれます。
ハチミツのような風味になることもソコソコあるような印象です…
以上のように、中南米で見かけることの多いプロセスですが、
パルパーにかけて皮、果肉は取り除くものの、そのあと乾燥…
つまりヌメヌメくんがついたまま乾燥させるのです。
ウォッシュドよりも特有の甘味のある香味になり、ナチュラルほどクセのある味わいにもなりません。
ヌメヌメしてるので、乾燥中に豆同士がくっついてカッチカチになります。こちらも要撹拌で、手間暇かかります。
本でこっからがややこい
中米のコスタリカでは特にこのプロセスについて先進的で、ヌメヌメくんをどの程度の割合残すかによって細分化しています。各地で多少の差はあると思いますが、ざっくり以下のようにまとめられます。
・ホワイトハニー90%程度除去
・ゴールデンハニー75-80%程度除去
・イエローハニー50%程度除去
・レッドハニー10-25%程度除去
・ブラックハニー全く除去せず
それぞれで乾燥のスピードも違うので、そのあたりの細かい工夫の違いがあるようです。大変!!!
でも覚える方も大変やかんね