痛風の基礎
痛風
「痛風」という疾患は聞いたことがありますかね?
原因なく足が痛くなったりする疾患です。
一般の方にも認知されている疾患ですが、
尿酸値が高い人が起こる疾患です。
風が当たっても痛いから痛風という名前がついているようです。
症状としては
●赤くなり(発赤)
●熱感
●疼痛
が外傷なく出現します。
痛風が足で発症した場合は、足を引きずって来院されます。
足以外で発症する場合もあります。
痛風は足でしか起こらないと思っている方も多いのですが、
実は膝でも肘でも足首でも、足の甲でも、手でも発症します。
ということで、今回は原因についてまとめます。
痛みの原因は?
①体の中にある尿酸が結晶化します
②尿酸の結晶が剥がれ落ちます(関節部分で)
③白血球がこれを処理します
④処理する際に炎症が引き起こされます
⑤激痛が出ます
どんな時に起こる?
ストレスが大きい
暴飲暴食
激しい運動
尿酸値の急激な変動
などが原因になるようです。
専門医を痛風として、
自身の体を使って実験を行っている医師 納 光弘先生のブログがこちら
かなり勉強になります。
対処法
1、2週間で基本的に症状は鎮静化します。
痛み止めは有効なので、
ロキソニンなどの消炎鎮痛剤などを内服すると良いです。
尿酸値は7.0以上であれば、いつ発作が出現してもおかしくありません。
まとめ
尿酸値7.0以上
ストレスや運動、暴飲暴食が引き金になる
尿酸結晶が剥がれ落ちて、白血球が反応して炎症が発生し痛くなる
痛み止めで2週間で改善
食生活が主たる原因とされてますので、
また報告していきたいと思いますが、
ストレスなども大きな要因になっているということを知っておくと、
参考になるかと思います。
期待してドキドキすることも身体からするとストレスとなり、
尿酸値は上がるようですよ。
食事に関しては簡単にまとめると
プリン体の影響は2割
砂糖、果糖は尿酸値をあげる
タンパク質は尿酸値を下げる
簡易的に伝えるとこんな感じです。
参考にしてください。