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タンパク質の適正量

タンパク質の適正量


結論としては

トレーニングしていない人は1kgあたり0.86g

トレーニングしている人は1.76g


糖質制限や脂質制限、メガビタミンなど栄養に関しては話題に耐えません。

その中でタンパク質の摂取は積極的に言われておりまして、

プロテインなどは飲料はもちろんですが、プロテインバー,ささみプロテインバー

など、様々な形で提供されており、


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最近では簡単に手に入る食品になりました。


運動していない人でも摂取すると健康的であるのが、

特徴であり、

怪我の治りを良くする

筋肉量を増やす

などメリットはたくさんあります。


そこで、どれくらい摂取すれば効果的なのかということをまとめてみました。


トレーニングしていない人

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過去の報告では、

トレーニングしていない人で、

体重1kgあたり0.86gとそれ以上に摂取した場合で比較検討してます。

そこで0.86g以上に摂取しても0.86g摂取した場合と有意差はなく、

タンパク質の合成速度に大きな差はないという結果でした。


有意差なので多少の差はありますが、

効率的な摂取となると体重1kgあたり0.86gで十分ということです。


体重が60kgの人なら51.6gのタンパク質を摂取することになります。

51.6gのタンパク質摂取であれば、

鶏むね肉が100gあたり21.3gですから、

1日250g程、食べて頂くとクリアになるイメージです。


ちなみに卵が1個6.2gですので1日9個です 笑


トレーニングをしている人


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トレーニング実施者では

体重1kgあたり0.86gと1.4gで比較すると、

1.4g摂取した方のタンパク質合成速度が有意に高いという結果です。


体重60kgなら84gの摂取が必要となります。


一方で、1kgあたり2.4g摂取した場合と比較しても、

それ以上のタンパク質合成速度は認めていないとのことです。


さらに細かい部分では窒素出納の測定もして、

最終的には体重1kgに対して推奨摂取量が1.76gとなったようです。

体重60kgなら105gです。

鶏むね肉を500gですね。。。


これは、毎日献立を作るの大変ですし、

奥様にお願いなんかした日には紛争が始まるかもしれませんので、

平和的な解決手法としてプロテインという素晴らしいものがあります。


食事+αで不足分を補充してください。


タンパク質の過剰摂取について


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タンパク質を過剰摂取すると尿素窒素として排泄されることになります。

これも過去の研究で、

体重1kgに対して2g以上摂取するとどうなるか実験されております。

2gを食事で、それ以上は追加でサプリで摂取した場合に、

追加分がタンパク質合成に使われずに排泄されたようです。

ですので、2g以上はあまり効果なさそうです。

しかも、窒素化合物の尿中への排泄量が増加すると腎臓へ負担をかけて、

腎機能障害などを発症するリスクになってくるようです。


そのようなことから、

運動している方でも1kgあたり1.76g推奨が現実的と言えます。

とはいえ、1kgあたり1.76gはかなり摂取大変ですので、

サプリを含めた方法が必要になってきそうです。


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