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ゆるやかな成長曲線を描くためのストレッチゾーンの話。
最近お仕事で、「どうも苦手なんだよな…」と感じていたことに挑戦した。
正確には、基本的には好きだし既にできることの中に、ひとつ苦手とする要素のある案件だった。
今まで、なんだかんだ理由をつけて避けてきたけれど、今回はそれを上回る「やりたい」気持ちが芽生えたため、取り組んでみたのだ。
実際にやってみて、課題も見つかったものの、とても喜んでいただけたし、手ごたえもつかむことが出来た。
自信にもつながり、今は「次もやってみよう」と、とても前向きな気持ちになれている。
◇
「コンフォートゾーン」と「ストレッチゾーン」というものが、あるらしい。
私が初めて聞いたのは、メンタルオーガナイズのセミナーでだった。
すごくざっくり言うと…
コンフォートゾーンは、「好きだし、やりたいこと」「苦もなくできること」「安心してやれること」をやる領域…というところだろうか。
一方のストレッチゾーンは、「好きだけど、できないこと」「チャレンジが必要なこと」「ちょっとストレスのかかること」をやる領域と言えるかな?
冒頭の挑戦は、ストレッチゾーンにあることへの取り組みだった。
コンフォートゾーンにいると、ほっとするし、ストレスがない。
「私にはできない…」という不安にさらされることもない。
話によると、人間は人生の90%以上を、コンフォートゾーンで過ごすとかなんとか。
けれど、コンフォートゾーンに浸っていると、できることもやりたいことも増えないし、チャレンジもしないし、適度なストレスもかからない。
それって、成長が止まってしまうじゃないか。
だから、ストレッチゾーンのことに取り組む。
ちょっと怖いけれど、やってみる。
だってその先には、成長が待っているから。
できることが増えたら、またコンフォートゾーンだって拡がるし。
もうひとつ。
このnoteを書くにあたって調べてみたところ、実は「パニックゾーン」という領域があることも知った。
パニックゾーンは、「過度のストレスや不安のかかること」に取り組む領域のようだ。
ストレッチゾーンの外側にあり、一歩間違うとここにはみ出してしまう。
「できそうで、ちょっとできない…」「ちょっとジャンプしたら手が届くかも」みたいなところが、きっとストレッチゾーン。
塩梅を探り探り、時にストレッチ、疲れたらコンフォート…心身を守りながらゆるやかな成長曲線を描き続けていきたいと思う次第。
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