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本を読みまくろう!情報商材だけの知識では先が見えています!
世の中には、情報商材を買いあさって、その受け売りでSNSに発信をする人が多いものです
確かに一時的なバブルに乗っかって、それなりの収入を得られることもあるでしょう
しかし、その状態のままだと真の成功者と呼べる存在にはなれません
なぜなら、そういった人たちに決定的に欠けているものがあるからです
それは、ビジネスの本質を理解する力、そして抽象的思考力です
情報商材を否定するわけではありませんが、それだけではビジネスの基本は身につきません
古典的なビジネス書や自己啓発書からも学ぶ必要があります
ところが、多くの人々は即効性を求めるあまり、そのような骨太の書籍を読もうとしません
表層的なノウハウだけを追い求めているというのが現実です
しかも、情報商材で得た知識でさえ、きちんと理解していないというケースも少なからずあります
ただ単に、表面的なノウハウを受け売りしているだけのことが多い。
その証拠に、ちょっと掘り下げた質問をすると、途端に答えに窮するような有様です
そんな他人の受け売りしかできない人間に、どうして人様にアドバイスなどできるのでしょうか?
そもそも、そんな浅はかな知識しか持ち合わせていない人間が、一体何を教えられるの?と疑問に感じます
まあ、わかりやすく例えるなら、ほとんど運転した経験のないペーパードライバーが、これから免許を取得しようとする人に運転を教えているようなものですね
なんのことはない、自分が教えている内容すらあまり理解できていないというのが実際のところでしょう
その受け売り体質は、発信している文章からも明らかです
同じような言い回しで、考えの深みや独自の視点が全く感じられません
情報商材やブログの内容をそのまま引用したような、無味乾燥な文章ばかり…
これでは読み手の心に響くはずがありませんよね
最近では生成AIを使って大量の記事を作っているケースも見かけます
それ自体は効率化の手段として否定しませんが、少なくとも自分の経験や考えを付け加える、言葉を補うといった工夫が必要でしょう
さらに深刻なのは、そのような受け売りの発信が、時として明らかな誤りを含んでいることです
情報の正確性を確認せずに安易にシェアしてしまう。
自分で実践もせずに、得た知識の正しさを検証することもない。
そうなれば、フォロワーさんを誤った方向に導いてしまう危険性もあります
例えば、返金保証という言葉。
リスクリバーサルのための施策として捉えられがちですが、それはあまりにも表面的な理解でしかありません
まして、購入者さんに対する誠実な姿勢を示すものでもありません
返金保証を付けることが有効な場合ももちろんありますが、逆に付けない方が賢明なケースも存在します
というより、むしろ基本的には返金保証なんて付けるべきではありません
仮に返金保証をするにしても、その裏では販売者の巧妙な戦略として使われることもあるんです
こんなのコピーライティングを真剣に学んでいれば、誰もが理解していることです
なのに、返金保証は必ず付けるべきと信じて疑わない人がほとんどでしょう
そんな初歩的な間違いを犯さないためにも、様々なビジネス書や自己啓発書を読み込むことが必須というわけです
そういった骨太の書物を読むことで、論理的思考力が自然と身につきます
文章力の向上にもつながり、独自の視点を持った説得力のある発信ができるようになります
また、できるなら小説を読むことも推奨します
必須とまでは言いませんが、優れた小説からは表現力や比喩の使い方などを自然と吸収できます
そういった経験はビジネスの場面でも大きな武器となるはずです
それに、教養のある人は、他人の受け売りをすぐに見抜くことができます
発信からにじみ出る思考の浅さや表現の稚拙さが、一目瞭然だからです
有名な小説や古典文学の文体をパクっているというのも分かりますしね
ただ、世の中は不思議なもので、そのような人たちでも、一時的には結果を出せることがあります
世間一般の認識としては「稼げている=正しい」という図式が成り立っているからでしょう
ですが、これは大きな間違いです
景気がよい時期というのは、誰でもある程度の結果は出せるものです
ところが、その成功体験を自分の実力と勘違いしてしまう人が後を絶ちません
市場環境が厳しくなった時に、真の実力が露呈するというのに…
こういった思い込みは、他者から学ぶ機会を失わせ、自己改善の意欲を低下させます
さらには傲慢さゆえに顧客との良好な関係を築けなくなってしまう。
そんな負のスパイラルに陥る原因ともなるんです
このような状態に陥ると、基礎教養も抽象的思考も身につかず、一時的な成功で増長するばかり。
学ぶ姿勢を失い、トラブル対応力や危機管理能力も育たない。
そんな状態で、真の成功など望むべくもないでしょう
ただ、まあ、SNSだと仕方ないところはありますけどね
SNS特有の文化というものがあるので。
しかし、考えてみてください
「俺」という一人称や、「ww」「笑笑」といった言葉遣いは、本来ビジネスの現場で使うべきものでしょうか?
購入通知のスクリーンショットを「今日も売れました~」などと晒す行為は、プロフェッショナルな振る舞いと言えるでしょうか?
もちろん、そういった発信スタイルで成功している方もいます
しかし、凡人がその真似事をしても、単なる軽薄な言動にしか見えないでしょう
独自の実績や背景など、前提条件が違うんですから。
SNSという匿名空間なら許されると勘違いしているのかもしれません
けれども、いずれ自身の場でビジネスをする段階になれば、当然ながらあなたの素性は明らかになります
その時、「ああ、SNSでいきがっていた人か」と、あなたの過去の発信履歴が足かせになってしまう可能性があります
インターネット上の発言は、デジタルタトゥーのように消すことができず、永遠にあなたについて回ることになりかねないので。
では、どうすれば良いのか?
答えは至ってシンプルです
即効性のある情報商材ばかりを追いかけるのではなく、ビジネスの普遍的な原理原則を学び、哲学的な思考を深め、さらには歴史から学ぶ視点を持つことです
加えて、文学的な教養を身につけることで、より深い思考と豊かな表現力を養うことができます
こういった素養は、古典的なビジネス書や自己啓発書、そして良質な小説から得られるものです
情報商材だけでは、表面的なテクニックは得られても、本質的な強さは身につきません
結局、安易な近道を探す人は、遠回りをして時間を無駄にする。
これが世の中の皮肉な真理です
一時的な成功に慢心せず、常に本質を追求する姿勢を持ち続けること。
それこそが、持続的な成功には不可欠というわけです
さて、あなたはどちらの道を選びますか?
受け売りを垂れ流して、一時的な成功を収めた後に、市場から淘汰される道。
それとも、本質を追求し続け、真の成功者となる道。
選択は、あなた次第です