【旅の準備③】クリアしなければならない課題(1)子供(小3長女)の学校問題
RYOです。
しつこいようですが、旅に出る予定はまだありません。(笑)
「いつどこに行くの?」と友人に聞かれたので念のため。。。
行ける状況になった時にパッ!!と動くための準備を粛々と。
行きたい行きたい言いながら「行けない」のにはいくつか理由があるのですが、ではそれをどうしたらクリアできるのか?
について考えてみたいと思います。
(1)子供の学校問題(長女小3)
私の家族は夫と娘が二人いて、上が9歳、下は1歳です。
「置いていく」っていうのは考えられないので「連れていく」ことになると思うのですが、まず上の子の学校どうするの?問題。
この件については調べれば調べるほど日本の教育制度は遅れているというか、選択肢が少なすぎると思う!(+_+)
私自身は親が転勤族のため数回転校しているので、移動することにあまり抵抗がありません。
ただ、手続きが面倒だったなという記憶が少し。
特に学校ごとに違う「制服」があって、その学校に通う生徒はみんな同じ服を着なければならないっていうのには、異論がある。
だって転校するたびに安くない上に別に欲しくもない制服買い替えなきゃいけないし、年に数回しか洗わないとかよく考えたら汚くない?
どっかの国みたいに、揃いのポロシャツでいいじゃん、安いし。
中学のときに転校した先がブレザーだったのだが、準備が間に合わず前校のセーラー服を着てしばらく通っていたら、「セーラー服が生意気だ」と訳のわからない理由でスケバン上級生に目を付けられ、何かにつけて階段の踊り場呼び出されては殴られる羽目になった。(昭和!笑)
制服のメリットとして学校的には、自校をアピールする、風紀や規則を守らせる、引率などの際クラスをまとめやすい、などの様々な理由があるのだろうが、
それこそ「管理」「統率」「支配」「忠誠心」という軍事的影響力の名残ではないか。
学ランもセーラー服も軍隊の象徴だし。
今は、家庭の経済事情・貧富の格差をわかりにくくする、という「配慮」の意味もあるのだろうけど、「経済事情が外から見えにくい」ことによる弊害も無いとはいえない。
あと、上の子が産まれたころ、夫は大阪にいたが、私はまだ横浜で仕事をしていたので、月の半分を横浜で仕事して過ごし、半分を大阪でのんびりという生活を2年ほど続けていた。
その「多地域居住」という暮らし方は私の性に合っていたし特に不便はなかったのだが、唯一の問題は、子供の保育園は「住民票のある市区町村」でなければ入れない、という点だ。
結婚して当たり前に夫の籍に入り大阪に住民票を置いたのだが、仕事をするのは横浜なので、横浜で保育園に入れたいがそれは出来ない。
じゃあ横浜に住民票を移そうかと思ったのだが、
そうすると子供手当や新婚家庭家賃補助などの金銭的手当がもらえない、保険証・予防接種・各種健診・その他の問題も色々あって難しかった。
だから横浜では無認可保育園に入れて仕事をしていたのだが、
1時間1000円以上という保育料は、なかなかしんどかった。
まぁ、市民として税金払ってないとサービスを受けられないっていうのも当たり前っちゃそうかもだけどさ、
テレワーク・ワ―ケーション・アドレスホッピングなど働き方・暮らし方が急速に多様化している昨今、親の移動にあわせて子供の育児・教育環境についても、もう少し柔軟に選択できるようになるといいなと思う。
話がちょっと脱線しました。
では、例えば子供と数か月一緒に旅に出るとして、その間学校を休んだら出席日数がたりなくて卒業できないのか?というとそんなことはなくて、法律上、進級や卒業に関して出席日数の規定はなく、極端な話、一度も小学校へ行かなくても校長先生がOKを出してくれれば、卒業認定を受けることができるそうです。
勉強についていけなくなる、という心配はありますが、その辺はオンラインフリースクールなどを利用して頑張れば、何とかなるかな?
それよりも、早い時期に自分の目で日本以外の世界を見ることに価値があるんじゃないかなぁという気がしてます。。
●オンラインスクール
調べたけど、日本ではあんまりないですねー。
全国に2万箇所ある学童施設に対してフリースクールは全国に400~500団体。
更にオンラインでも対応しているとなると、下記1か所しか見つけられなかった。
フリースクールの数が足りていないその理由は、公立小学校であれば一人当たり80万円、公立中学校であれば一人当たり100万円の公的資金が投入されていて、私立には私学助成もあるのに、フリースクールにはないのが原因だそう。
公的支援がないため職員に待遇面でガマンしてもらう、寄付金を集めるなど、各団体は工夫しているものの、ほとんどのフリースクールが経営に苦しんでいる。
あと、日本ではフリースクールというと不登校の子が通うところ、という位置づけみたいで、利用者もなかなか増えないらしい。
実際中身も、授業より交流とかカウンセリングなどに重点置いてるのかな~という印象。
アメリカだと、「フリー」は【自由】ではなく【無料の】という意味なので、低所得者のための学校という位置づけみたい。
不登校や貧困などのネガティブイメージを払拭して、誰もが希望すれば自分にあった方法を選べて、まわりもそれに対してどうのこうの言わずに自然に受け入れる世の中になったらいいのにな。
・クラスジャパン小中学校
RYO
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