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【検証①】スクールチョーク 〜違いが分かる大人になりたい、の巻〜
気が付いたらGWが終わっていて、自分だけタイムスリップしたんじゃないかと思っている皆さん、こんにちは。
新生活が始まって、疲れが溜まっている方も多い頃ですよね。1日のうちに少しでも、何か好きなことをして、もしくは何もしないで、心も体もほぐれる時間を持てたらいいなと思います。
さて、このスクールチョークマガジンでは、スクールチョークアート初心者向けの内容でスタートしていますが、
今日は少しだけ突っ込んだ内容(になったらいいな)をお届けします。
スクールチョークも多くの画材同様、メーカーや商品ごとに書き心地が違います。しかし、それらが店頭に勢揃いして並ぶことはなく、ペンの試し書きコーナーのようにいろんな商品を気軽に書き比べする機会はないかもしれません。
そんなわけで、今日は書き比べをしてみたいと思います!
ちなみにチョークの原料には、炭酸カルシウムと石膏カルシウムの2種類があり、炭酸カルシウムの方が固くて…と言われてもいまいちピンとこないので、
さっそくですが、
どーん。
まずは文字を書いてみました。
使用したのは、上から
①クラウンチョーク(CROWN)
②馬印スクールチョーク(馬印)
③天神印チョーク(日本白墨工業)
④ダストレスチョーク(日本理化学工業)
⑤ダストレス蛍光チョーク(日本理化学工業)
です。
※区別しやすいように表記しているため、正式な商品名と若干異なるものもありますのでご了承ください🙇♀️
ピンク(赤)と黄色で文字を書いてみましたが、少しずつ色味が違うのはお分かりになるでしょうか。いや、分かりづらいかな…。
パッと見た感じでは大きな差はないのですが、文字を書いた印象としては
一番柔らかい書き心地なのは ②馬印
書きやすかったです。
①クラウン と ③天神 と ⑤ダストレス蛍光 はちょっと硬めな気がしました。
また、参考までに、
③天神印チョークは、赤の色味に特徴があります。
他のメーカーのチョークはピンク系の色なのに対し、天神はオレンジ色に近いような朱赤系です。
これは日本白墨工業のホームページによると、色覚異常を持つ子供にも見やすいよう開発されたものだそうです。学校で使われるものですから、そのような配慮と工夫がなされているんですね。
また、⑤ダストレス蛍光も、発色が鮮やかで近視の人にも見やすく、このようなチョークを採り入れてる学校も増えているようです。
そんな話を小耳に挟んでから改めて眺めると、なんだか少し優しい気持ちになれそうです。
さて、次回は、もう少しチョークごとの違いが明るみに出てきます!(の、予定です)。
乞うご期待!(って自分で言っておきながらプレッシャー)
タカダマイでした。
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