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映画『シェイクスピアの庭』が見たい
イギリス文学を語るうえで、シェイクスピアははずせない。
『ロミオとジュリエット』は悲恋ものの古典。
『マクベス』は、黒澤明監督の『蜘蛛の巣城』の翻案元。(最後のシーン撮影で、本気で恐怖を味わった三船が、後日散弾銃を片手に黒澤氏の自宅に押し掛けたエピソードも有名。)
実際に読んでみても、描かれているテーマ、内容は現代でも十分通用する。仰々しい台詞や、話の運びの中に、普遍的な人間の姿、感情がある。
一人の人物ではなく、複数の人物が使いまわしていたペンネームなのではないか、とか、色々な説が出てくるのも人気の証だろう。
そのシェイクスピアを主人公に据えた映画『シェイクスピアの庭』の公開を、年明けから首を長くして待っていた。
こんな状況でなければ、明日が公開予定日だった。
「庭」がテーマということだし、映像の美しさも期待していた。(イギリス映画は、自然描写が本当に綺麗なのが良い)
こんな状況でなければ…。
私自身、今も、ちゃんと回復しきったとは言えず、不安が募るばかり。
映画館に行きたいが、この状況じゃなあ、と。
DVD化を待つ…となると、何か月先になることやら。
どうせ見るなら、映画館で、物語に、映像の美しさ、音楽に、どっぷりと浸かりたいのに。
どうなることやら。
とりあえず、久しぶりにシェイクスピアの戯曲を何でも良いから一つ、引っ張り出してみましょうか。