【感想】映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』
待望のベイビーわるきゅーれシリーズ第三弾である『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』を先日見ました。
三作目を見るにあたり『ベイビーわるきゅーれ』『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』は以前に鑑賞していて、過去作も素晴らしいアクション・コメディ映画で面白かったのですが、本作はそれ以上の完成度でありました。
なんと言っても、ちさと&まひろの最強殺し屋コンビが繰り広げる怠惰な日常系からのバイオレンスアクションな緩急自在のところがとても面白いし、二人のキャラクターもまた良い。
ベビわるシリーズ三作品目の概要としましては、宮崎県を舞台に出張を理由に、まひろとちさとはバカンスで満喫中に協会からターゲットを消す依頼が言い渡されます。
指定場所に到着すると、ターゲットに銃を向ける男がいて、まひろ&ちさとは最強の殺し屋、冬村かえでと突如戦うことになります。
冬村かえでという今まで以上の最強の殺し屋との対決は、ベビわる史上、最高傑作だと感じました。
かえでを暗殺する為、協会の上司である、みなみと相棒の七瀬と共に協力し立ち向かうこととなり、ちさと&まひろ、みなみ&七瀬、かえでとの戦闘シーン、ガンアクションはとても見応えがあり面白かったです。
戦いの中で、かえでという男がいかに残忍で凶暴なのかが窺えて敵役ではあるが、池松さんが演じる、かえでのキャラクター造形に魅了されるものがありました。
前作を比べると今作はかなりアクションシーンが多めで、ちさと&まひろの活躍を最大限に楽しめるし、かえでの絶対的強者感に恐ろしさを感じさせられるところがあり、徹底的なストイックさこそが彼の強さでもあると感じさせられました。
普段からユーモアを交えてしゃべってる二人の人柄がプロになる瞬間はやっぱカッコいいし、ちさと&まひろの存在があるからこそのベビわるが成り立っているなと本作から考えさせられました。
現在放送中のドラマ版『ベイビーわるきゅーれ エブリデイ!』も毎週欠かさず見ていて、とても面白いのでベビわるファンの方々には絶対に見てほしいオススメの作品です。