【感想】映画『花嫁はどこへ?』
インド映画というのをほぼ初見でみた。
『花嫁はどこへ?』というコメディ映画?なのですが、映画好きな人たちの間ではかなり評価の高い映画で見る予定ではない映画でしたが、興味本意で見たところコレがめっちゃ面白い映画であり、もっと映画好きな色んな人たちの間でも過大評価されるべき映画なのではないかと思いました。
物語の概要としましては、結婚式を終えたばかりの2人の花嫁が列車内ですり替わってしまいどうするの?というドタバタコメディであり、かなり笑える要素もあって、物語のテーマはいたってシンプルな仕上がりになっていますが純粋に面白かったです。
話の構成としては、シンプル過ぎるがゆえに地味だと感じられますが『花嫁はどこへ?』において描かれる人間喜劇は上手く映像として描かれていて、なんと言っても、会話劇が面白さを引き立って笑って感動出来る作りは見事なものでありました。
インドにおける女性差別の社会風潮が映画の中で描かれていますが、男性に負けずに自分の意思を持って自立しようとする、たくましいインドの女性たちの姿は、抑圧さへ対する対抗意識を窺えるものがありました。
『花嫁はどこへ?』ですれ違いになってしまった花嫁ははたして、新郎のもとへ戻ってこれるのか?
シリアスさはなく物語全体的には優しさや温かさを包みこむ不思議な力があり、見る人たちの心を豊かにしてくれる素晴らしい映画でもありました。
心の中にあるモヤモヤを洗い流してくれる思い出に残る映画でありました。
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