カフェ修行Day4「目配り・気配り・心配り」
週(PTの仕事)を挟んで勤務4日目。
先週の勤務3日間を忘れまいと、メモを見返し、思い出しながらノートに書き直し、それをまた見返した。
自分で仕事を半々にしているため、それを言い訳に、
「先週のことなので忘れました」
とは言いたくない。
それに、この週はクリスマスを挟むため、クリスマスケーキの注文予約をしている方へのお渡しも新しく仕事内容に入ってくる。
それに伴って、焼き菓子やパンのテイクアウト、ショーケース内のケーキもお持ち帰りされる方が多かった。
先週までの仕事はなんとか頭にはあり、最初を乗り切ると段々と体も動いてきた。
そんな中、店内を利用しないテイクアウトのみの方やケーキに合うコーヒーは何か聞いたりするお客さんでレジ前が混んできた。
テーブルのお客さんが少しチラチラとレジの方を見ている気がした。
ただ自分はそのときの作業で手と頭がいっぱいで声をかけることが出来なかった。
すると店長がコーヒー豆の説明の途中で、テーブルのお客さんのレジを打ち、テーブルまで持っていき、その場で会計をした。
「なるほど。わざわざレジで会計しなくても、合計金額伝えてレシート持ってけばいいんやん。」
考えればわかるようなことも、まだ動けてないんだなと実感した。
話をしながらも、周りの状況を見て判断する店長から言われたことが、
「目配り・気配り・心配りやね。」
手元ばかりに集中しがちだけど、お客さんを相手にサービスする以上、手を動かしながらも周りを見ることが大事。
接客とはなんぞやというのを教えてもらった。
それ以降、またブツブツと「目配り・気配り・心配り…」と唱えながら作業を行う。
まだまだ、コーヒーを淹れるまでの道のりは長い。
頑張ろう。