カフェ修行日記⑨「ハンドドリップの難しさ☕️」
勤務14日目。
平日は1日に何度かドリップの練習ができる。
土日はお客さんのピークに合わせて昼からの勤務なので、夕方、片付けを早く終わらせれば1,2回淹れられる程度。
ドリップのポイントは大きく3つ。
①蒸らし
②エキスの抽出
③濃さの調整
これは変わらない。
2杯分になろうが、どの豆を使おうが変わらない。
今日の午前中2回、蒸らしとエキスの抽出がうまく出来ておらず、深みと甘さが足りない。
雑味は抑えられてるけど、何か物足りない。
退勤前に1回。店長以外にも飲んでもらおうということで2杯分で豆を挽く。
2杯分でもやることは変わらないので、ひとまずいつもと同じように淹れると、粉の量が多くなった分お湯に触れてる時間が増え、いつもより濃く、苦い味に。後味に嫌な苦味が残る。
パティシエールさんから、
「あずみん、今の悪いところ思い出しながら忘れんうちにもう一回淹れてみ!」
チャンス!と思って、気合いを淹れてもう一度。
できる時には何度でも練習したい。
今度は1杯分で淹れるので、午前中の反省を活かして蒸らしとエキスの抽出をしっかりと。
……。
さっきよりはマシになったけど、蒸らしを意識しすぎたせいか、蒸らしの時の注ぐ量が少なくなり、濃い味に。しかも少し雑味も入って渋い
……。
どれも飲めないコーヒーではないけれど、お店の味として出すにはまだまだ遠い。
いや、2杯分で淹れた時は苦くて飲めんかったな…
悔しい…。
一つのポイントを意識すると、また別のポイントが疎かになったり、
意識しようと集中すると、力が入ってしまい慎重になりすぎたりしてしまう。
また、ちょうど今まで使っていたネルも交換時期で新しくなったため、つまり具合(使いすぎるとネルの隙間に段々と粉が溜まり詰まってくる)が違い、その状況変化にも対応しないといけない。
覚えることが山積みでまだまだ道のりは険しそうだけど、美味しいコーヒーを提供できるように頑張ろう!
まあ何より、
ハンドドリップはやってて楽しい。
それが一番。