カフェ修行日記14「ドリップポットと友達になる☕️」
勤務39日目。
前回ブレンドの味のOKをもらって約2週間。ようやく味が安定してきた。
最近掴んできたポイントが2つ。
”無闇に注ぐ範囲を広げようとしない”こと
と
“注ぐお湯の量をコントロールする”こと。
「蒸らし」の1投目、ゆっくりとお湯を乗せるように注いでいく。その時、まずど真ん中に注ぎ続け、コーヒーの粉が軽く盛り上がってくるのを待つ。盛り上がってきたらその波に沿ってゆっくり少しずつ注ぐ範囲を広げていく。
意図的に広げるのではなく、盛り上がってくる粉の反応に合わせて広げていく。
これが”無闇に注ぐ範囲を広げようとしない”のポイント。
満遍なく粉を使おうと、注ぐ範囲をすぐに広げていこうとするけど、それだとやっぱり、一番粉の量が多い部分をしっかりと使えていないし、焙煎後のコーヒー豆に着いているガスをしっかり取り切れていない。
そして、この時に大事になるのが”注ぐお湯の量をコントロールする”こと。
なるべくお湯を注ぐ量は細く一定に保ち、スピードも一定に保つ。
ここが安定すれば、ドリッパーの構造から、ど真ん中に注ぐだけで勝手にお湯の流動ができ、粉が盛り上がってくる。
それと同時に、美味しい香りが立ち上ってくる。
この原理がわかれば、あとは、、、
ドリップポットと友達になる
こと。
要は、
ドリップポットを使いこなすこと。
ポット自体の重さやお湯が入っている時の重さ、傾けた時のポットの中でのお湯の動き、どれだけ傾けたらどのぐらいお湯が出てくるのか…
それらを感覚的に身体で覚えていく。
何事も反復が大事。
練習あるのみ。
お店のドリップポット、家用に買おうかな…。