カフェ修行日記16「豆の反応を観察する☕️」
勤務109日目。本日10月9日。
昨日の続き。
温度計を使わずにどうやって淹れるか。
そもそも、温度計を使ったほうが一定の味は出しやすくなる。
もっと言うと、コーヒースケールを使って、豆の重さ、お湯を含めた重さ、時間も管理すれば、もっと一定の味が出せるはず。
でも、
お店ではスケールを使わないし、マスターに至っては温度計も使わない。
そこに、他では出せない一杯の美味しさがあると思う。
脱線したけど、温度計を使わないで淹れるポイントは、
「お湯を注いだ時の豆の反応」
を見ること。
まず、ヤカンからドリップポットにお湯を移した段階で(お湯はヤカンで常に沸かしてます)、湯気の出方から大体の温度を予測。
(この段階で、そもそも温度計を最初は使ってて身体が覚えたってことになる😅)
で、ここからが大事。
お湯を注ぎ始めたとき、モコモコと泡が上がってくるかどうか。
そして、
その泡の大きさが大きいか小さいか。
焙煎してすぐの豆はガスが多く含まれてるのでモコモコと膨らみやすい。逆に時間が経つにつれてガスは抜けていき、膨らみにくくなる。
また、泡が出てきた際、お湯の温度が高ければ大きい泡で上がってくる。逆に温度が低ければ泡は上がってこない。
この2つを注意して観察しながら目指すポイントは、
きめ細かい泡で上がってくること。
だ、そう。
お湯が熱すぎると苦味が強く出やすいし、逆に古い豆にお湯の温度が低い状態だと美味しいエキスを抽出できない。
色んな予測の上で、あとはこれを微調整の中でやる。
まあこれが難しい。
あとはこれにドリップの技術も乗るときた。
難しいけどおもしろい。
うまくいった!と思ったコーヒーがお客さんの反応が良いと、凄く嬉しいしやりがいを感じる。
まだまだ、楽しみながら頑張ろう。
※温度計を使ったり、スケールを使ったりすることが悪いわけではなく(その人しか淹れられないコーヒーなんて引き継ぎとか他店舗運営になるとめちゃくちゃ難しい)、あくまで一杯のコーヒーに対する拘りというところで読んで頂ければ幸いです。
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