一年を振り返ったところで、どうせ山のぼってただけではないの?
2024年をじっくり振り返る暇もないので、酒を飲みながらざっくり振り返っておるところです。
一年を振り返ったところでどうせ山のぼってただけではないの? ……と思いながらもスマホの写真を見返すと色々あるものです。
【1月】
去年の暮れに家族そろってインフルエンザにかかったので、寝ながら年を越したのでした。元日もまだ体調が悪くて、でも寝込むほどではなくてサッカー日本代表の試合をうとうとしながら観たような。
1月は冬休みの娘を連れて弘法山に行った写真が残っております。あとは何をしていたのやら、記憶が定かではありません。
【2月】
家族でディズニーランドに行ったようです。
山以外にも話題があった!
周りの父親に聞くと子供を連れてディズニーランドに行くのは億劫だという話をちらほら聞きます。興味もないのに長時間並ぶので嫌なのだとか。
なんかそういう話題になったときについ迎合してしまってディズニーに興味ないフリをするのですが、本当は子供時代からディズニーは好きです。
昔、スーパーファミコンで「ミッキーのマジカルアドベンチャー」や「アラジン」といった傑作アクションゲームがありまして、何度もクリアしました。
ディズニーキャラクターが多数出演するアクションRPGの「キングダムハーツ」も好きですし、トイ・ストーリーのビデオを誕生日にもらったときは擦り切れるほど繰り返し観ました。(当時のピクサーはディズニーとは別会社でしたが)
ベイマックスもシュガー・ラッシュもアナと雪の女王も好きなのに「娘が要望するので仕方なく」みたいなフリをして、ディズニーランドに行くのを楽しみにしてました。アプリも入れて。
が、当日はまさかの雪!
東京を寒波が襲った時で風もあり、雪と小雨が降ったり止んだり、真冬の山よりも寒い日でした。天候不良で乗れないアトラクションも多く、屋外ステージもやっていませんでした。ジャンボリミッキー観たかった。
あまりの寒さにぶるぶる震えながらホーンテッドマンションに並んだのを覚えています。ようやく入った建物内の暖かさに救われて怖がるどころではなかった。
他の入園客も寒さが堪えたようで、ご飯を食べようと入った屋内レストランの廊下には疲れと寒さで人々が座り込み野戦病院のような有り様でした。
それでも娘は楽しかったようで「また行きたい」と言っていたのが救いです。でも次は晴れた日にしたい。ジャンボリミッキー観たいし。
あと雪のあと、塔ノ岳にも登った形跡があります。やっぱり山には登っている。
【3月】
2024年に発売された全てのゲームの中で最高傑作だと(私に)言われているアクションRPG「ドラゴンズドクマ2」がカプコンによって発売されました。
ドラゴンズドグマ2は発売からちまちまとやり続けて200時間くらい遊び、4回エンディングを観ました。
大人になってからひとつのゲームを100時間以上あそんだのははじめてかも知れない。山以外にも話題があった!
【4月】
新倉山浅間公園から三ツ峠山まで縦走したようです。
新倉山浅間公園は、Googleで「JAPAN」と画像検索すると表示されるくらい、いかにも日本といった写真が撮れます。富士山と桜と五重の塔。
外国人観光客も多く、春の展望台は長蛇の列ができます。
【5月】
5月には今年の重要な思い出がありました。
「山と溪谷オンライン」で読者レポーターの募集をしている、と陽菜ひよ子さんに教えていただきました。
応募要項を確認したところプロの募集ではなくて、あくまで読者が登った体験記の寄稿ということでしたので、アマチュアの自分でも出来るのではないかと応募したところ、幸いにも投稿した記事を掲載いただきました。
以降も月に一回程度、山と溪谷オンラインの読者レポートに掲載していただいております。
ライターとして仕事をしたわけではなくて、あくまで読者(である私)の登山体験の寄稿になりますが、自分の書く文章で何かできるだろうかと迷い続けていた私には非常に重要な契機になりました。
それと文学フリマ!
5月は思い出がたくさんあります。文学フリマ東京38に「幽霊」がテーマの新刊をもって参加したのでした。
小説でもエッセイでもなんでも、文章を書く、書き続けるという行為の意義に迷い続けていましたが、このあたりから吹っ切れてきたような気がします。今でも迷いながら書いているのに変わりはないですが、指針のようなものがぼんやりと見えたような。見えた? いや見えてない。気の所為だ。やっぱり迷う。いや少しは見えたのでは? 気の所為か……? みたいな自問自答を日々繰り返しております。
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【6月】
天城越えをしたみたいです。
全然覚えてませんでしたがnoteにちゃんと書いてありました。そうだそうだ、泥だらけでテンションが下がったのを思い出しました。
その他にはろくな写真も残っていない……。
あとnote創作対象2024にも応募していました。結果はダメでしたが。
この他、今年は何作か新人賞に送っていましたが全てダメでしたね。
【7月】
やっぱり山登ってばかりですが、7月には長野県の霧ヶ峰を歩いていました。
こちらも山と溪谷オンラインで読者レポートとして掲載してもらってます。
【8月】
記憶力のぬるい私でもたぶん一生忘れられない8月、2024年のハイライトといった感じです。
雷鳥沢キャンプ場にテントを張って、二泊三日の立山行脚。「絶景」の二文字では片付けられない、今までの人生で見た景色の中でも一、二を争う美しい風景でした。
ちなみにこちらも山と溪谷オンラインで読者レポートを掲載いただいています。
【9月】
やっぱり山です。
9月も山に登っていた以外の記憶も記録もあまりないのですが、先月の立山とは打って変わって、雨と強風の蓼科山で命の危険を感じたのでした。
山と溪谷オンラインの読者レポートはこちら。
読者レポート、書けたから良かったものの、もう天気が悪い日は無理しないぞ、と誓った一日でした。
が、10月も似たような目に遭っています。
【10月】
夏に運気を使い果たしたのか?
10月の休みに八ヶ岳の黒百合ヒュッテでテント泊をした時も、雨でひどい目に遭いました。
大雨の中でテントを張るのが如何に無謀かよくわかりました。二度と雨の日のテント泊はしない……。
これも読者レポートに掲載されています。テントを張る時以外は曇りだったので、そこそこ写真も撮れています。
そしてもうひとつ、10月は山以外にも忘れられない思い出がありました。
10月後半には天気に恵まれて、夕方の西の空に尾を引く紫金山アトラス彗星が肉眼ではっきり見られたのでした。双眼鏡を使うと尾がすごくキレイで、家族で眺めてました。
なんとかスマホで撮影できないかなー、とがんばってぎりぎり撮れた一枚がこちら。
載せるほど良い出来の写真ではないですが、アトラス彗星を次に観測できるのは8万年後らしいので、これも良い思い出です。
それにしても、星がキレイに撮影できる本格的なカメラが欲しい……と強く思い、値段を見てからそっとAmazonを閉じました。
【11月】
つい一ヶ月前のことなのにあんまり覚えてないのが不思議。写真を見返すと、サークルメンバーの綿貫亘と一緒に塔ノ岳に登っていました。
その他には、11月下旬には大山に登って紅葉を観ていますね。山以外? 記憶にございません。
紅葉を観に行った時の記録は、これも読者レポートに掲載してもらっています。
【12月】
流石に一ヶ月経っていないので覚えていますとも。
文学フリマ東京39に新刊「少年時代」をもって参加しました。
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今月中、というか今年中には文学フリマで買った本の感想をすべて書き終えようと思っていましたが、まだ書き終えておりません。2024年がラストスパートに突入したみたいだし諦めて酒を飲みながらこうして一年を振り返っている次第です。
振り返ってみると、まあだいたいは山のことですが、家族との思い出だったり友達と遊んだり、小説やエッセイといった文章の活動をしたり。悪くない一年だったのではないでしょうか。
今年のnoteの更新はあまり多くなかった、というかSNSを開く回数自体があまり多くないのでXもインスタグラムも気の向いた時にしか更新しないような人間です。それでも見てくださる方がいることには心から感謝しています。
こんな調子で、SNSにはあらわれたり消えたりを繰り返しておりますが、来年も山と文学を中心に活動したいと更新したいと思っておりますので、どうかよろしくお願いします。