鬼滅の刃|煉獄杏寿郎の信念を真面目に整理してみた②
鬼滅の刃の映画を観た方も、観ていない方もこんにちは。
公開10日目で100億円突破は、前代未聞ですよね…
では、前回の続きの「責務」をみていきたいと思います。
ネタバレはございませんので、ご安心ください。
※映画のPVは貼り付けています
私が感じたことを言葉にしています。
まずは、この煉獄さんのセリフはたまらなく、かっこいいですよね↓↓↓
「老いることも、死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ、死ぬからこそ、たまらなく愛おしく、尊いのだ」
さて、このセリフがなぜ魅力的なのか、少しずつ紐解いていきたいと思います!
テーマは「責務」です。
「責務」とは、責任と義務を示しています。
これにはまだ続きがあって、
責任として果たさなければならないこと。
と調べればあります。
責任とはなんだろう?義務とはなんだろう?
と気になりませんか?
「責任」とは、
人や団体がなすべき務めとして、自身に引き受けなければならないもの。
「義務」とは、
それぞれの立場に応じて法律上、道徳上行わなければならないこと。
それはわかるけど、ピンと来ない…
そんな感覚的なところを私なりに言葉にしたいと思います。
まず責任は、自身に引き受けなければならないもの。とあります。
責任を持つためには、主体的に行動することが大切になります。
主体的と自主的の違いは何だと思いますか?
主体的な人は、自ら何をするのか考え、行動する人です。
自主的な人は、他者の言うことを、進んで行動する人です。
大切なことは自分で考えて、行動できるという自覚です。
例えば、親からお風呂掃除をして欲しい!と言われたとします。
引き受けるか、引き受けないかは自分が決められますよね?
そこで自分で選択した自覚がある人は責任持って綺麗になるまで掃除をやります。しかし、自分で選択した自覚がない人は、無責任なので形だけで終わります。
風呂掃除をすることで、気持ちの良い湯船に浸かることができるのに、、です。
日頃から、自分の行動は考えて、選択することができることを理解していない人は、何をしても無責任な状態で行動をしてしまいます。
今、あなたが取っている行動は、主体性のあって、選択していることの自覚があるでしょうか?
次に「義務」をみていきます!
それぞれの立場に応じて法律上、道徳上行わなければならないこと。とあります。
どの国にも法律があります。そして、人は道徳心を持っています。
行わなければならないことは、実は一人一人の心や頭のどこかで理解しています。それは、自分にとっても他者にとっても良いと思える行動です。
誰かのために役に立ちたいと思っている人は沢山いると思います。
しかし、自分のことを大切にしたいと思っているでしょうか?
自分のことを大切にできない人が、誰かを大切にできるでしょうか?
その場合
身近には大切な人の存在があるのに、本当に大切だと思えていない可能性があります。
自分の周りに大切な人がいることを本当に自覚している人は、
自分のことを大切にできることが
その大切な人を守ることや、
思いやりを持つこと
に繋がっていることを知っています。
煉獄さんは、責任も義務も自覚しています。
煉獄さんにとって、
誰かを守ることは、自分の責任で
誰であろうと自分の周りにいる人のことを大切だと思い、自分のことも誇りに思っている。
だから、もちろん自分が鬼になることはない。
人間は、完璧な生き物ではないと思います。
でも、完璧ではないからこそ、他者と協力し合うことができるのです。
言葉と行動が伴い、強く、勇ましく、明確に生き続けたその姿は、
花火のような輝きを放って、見た人の心に、いつまでも美しく残るのではないでしょうか?
本当にかっこいいと思います。
熱く綴ってしまいましたm(_ _)m
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます。