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そうだ、すべてのものに、心からの好意を持たねばならぬ。 ○ 善意からする偽悪は、悪意からす偽善に、どれ程まさるかも知れぬ。 ○ 私のあやぶむところは、はたして、これが真の神意か否かということだけだ。 ○ 神の思し召しならば、指も切ろう、爪もはごう、可愛い女房も(もし、あるならば)人に与えよう。 それが神意であるならば、親のかたきの草履もとろう。火の中、水の底、くそ壷の中でも辛抱しよう。 ○ 争い憎み恨むことだけは、私には、どうしてもできぬ。 おおそうだ、愛
何ごとも大みめぐみと嬉しみて朝な夕なに活き活きてあり ある時はうれしく清くある時は悲しく濁るわが心かな すめ神のまけのまにまに生れきてまけのまにまに死(まか)りてぞ行く 冬もよし夏もまたよしそれぞれにそれのみが持つ美しさなれば 泣くもよし笑ふもよけれ世の中はとてもかくてもある侭にあれ 真善美はてしも知らぬ神の世の宝とらむと吾は出でたつ 限りありこの現し世のいささかを何か望まむ神に在るわれ 朝ぼらけ日出づる海にわれ立ちて日の出の朝をいまぞ歌はむ ただ祈れただ祈る
理想を理想を見つつ現実をはなれず、しかも現実を一歩ずつ向上させねばならぬ。 永遠を仰ぎつつ現在をはなれず、しかも現在を一歩ずつ向上させねばならぬ。 ○ あせってはいけない。油断してはいけない。 突破!突破! すべてに現状を突破して、一路向上すべし。 出口日出麿著、『生きがいの探求』 これまでのお示し
信ぜよ愛せよゆるし合えよ! 試みよ考えよ悟れよ! 大胆に無邪気に謙遜に あるがままにあれなるがままになれ 行くところ道なり 念うところ世界なり 道は一つ世界は一つ 真理に二つなけれども 人は絶対の神ならねば これすなわち差別界 われの道われの世界を他人に強いるなかれ 他人の道他人の世界をわれに強いらるるほど苦しきはなし 過ぎしは夢のごとく 来たるは霧のあなたのごとし 往因を知らず来果を思わず ただ今の心のころころと ころがるままにわれをつづけよ