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ルールを知ったら早く試合に出る

先日、編集の仕事でライターの方と共にオーナー経営者で投資家として活躍している方の取材がありました。

もともと技術職のプレイヤーとして働いていたのが、独立→店舗経営→多店舗経営→オーナー→投資家とステップアップをしていった方でした。年齢は40歳手前。なかなかの経歴です。

私たちフリーランスのかなり先を行く人ですが、考え方やあり方、話のすべてが興味深く勉強になりました。今日はその一部をシェアしてみます。

ビジネスも人生も教科書どおりには進まない

今回の取材は心に残るところは多かったのですが、なかでも印象的だったのは、「経営も人生も教科書通りにはいかない」というところでした。

経営者になりたくて、たくさん知識を学んだけれどその通りやっても
うまくいかないことが山のようにある。

これは野球でいえば、ルールを覚えて素振りをしても、試合ではまったく打てなかったということ。
勉強も大切だけれど、できるだけ早く試合に出て体感したほうがいい。

できなかったら、どうしたらできるようになるかやりながら考える。そうしていると必ず打開策が出てきて、進むべき道はわかってくる。

というお話をお聞きできました。

いや、本当に話を聞くだけでなく、自分自身が動いてみないとわからないことがほとんどです。

自ら進んで「試合」に出なければ変化はない

私は編集者という仕事柄、経営者や起業家はもちろん、エンタメ系やスポーツ系も含めて、いわゆる「成功者」と呼ばれる方と会う機会が多いです。

ですが、そういった人の話を自分ごとに落とし込んで、話を聞けるようになったのはフリーとして独立してからです。

もちろん、会社員だったときもそういった人に話を聞いて、感心したり感動したりして、記事や書籍にしていました。

でも、同じ話を聞いても、自分の心に触れる部分が、会社員の頃とはあきらかに違うように感じています。

それは、フリーになって、自分で仕事や人生をコントロールしなくてはいけないという意識が強くなったからかもしれません。

そして、やはりそのためには、自ら進んで「試合」に出ざるを得ないからでしょう。

ビジネスでもルールを知ったら(インプット)、試合に出る(アウトプット)。

もちろん、素振りも必要だけれど、実際にバッターボックスに立って
投げられたボールを打たなくては上達しない。

空振りしてもいいから試合に出ていくということが、結果を出すためのいちばんの近道ということですね。

参考になればうれしいです。

今日のBGM

「試される」Base Ball Bear


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