常識を覆す〜生き方というもの〜
世の中には常識というか、多くの人がそういうものだ。と思い込んでいる物がある。
また、多くの人がメディアなどによって植え付けられている常識もある。
常識は時代や場所と共に変わっていく。
ヨーロッパの芸術であるバレエ。
バレエが誕生した当初は男性のみが踊っていた。
シェイクスピアが生きていた時代、舞台の上に立てるのは男性のみだった。ロミオもジュリエットも男性が演じていたのである。
普段、私達が行なっている行動も国が違えば全く異なった意味をなしてしまう。
また、常識とは違い、偏見と言うものもある。
アインシュタインは「常識とは18歳までに身に付けた偏見のコレクションのことを言う」と言ったらしい。
アインシュタインは常識を覆せたからこそ、ノーベル物理学賞を受賞し、歴史に名を残したのかもしれない。
アインシュタインは幼い頃は全く喋ろうともせず、心配をした両親は彼の病気を疑った。彼が初めて話したのは9歳だったと言う。また、あろうことか大学受験にも失敗してしまう。
ところが、彼は5歳のときに父親から与えられた磁石に興味を持ち、5歳にして重力の神秘に目覚めた。また、わずか9歳にしてピタゴラスの定理を証明してしまう。
まさに常識外れの天才児である。
また、エジソンの幼少期は全てを疑う子どもだったと言う。
1+1=常識的に考えれば答えは2に決まっている。
ところがエジソンは1+1は1ではないのか、2つのお団子をくっ付けると大きな1になる。
と言ったり
えいごのAは何故エイと読むのか、どうしてピーとは読まないのか。
と延々と教師に質問し続けて、教師がとうとう退学処分にしてしまった。
もし、現代にエジソンのような子どもがいたら、退学処分にはしないまでも、当時と同じく、例えばいくら教えてもひらがなのあをぱと読んで直そうとしなかったら、多くの教師はその子どもを厄介者扱いにするだろう。
2020年現代になってビジネスでも覆されつつある常識がある。
例えば、完全なる在宅ワークは不可能だ。
社内会議は集まってしなければならない。
商談は必ず集まって行われるものだ。