綺麗な髪は永遠の憧れ

昔から綺麗な髪に憧れていた。

艶のある流れるような黒髪は素敵だし、フワフワの柔らかそうな髪はつい触れたくなるくらい魅力的。軽くて指通りの良さそうなサラサラヘアーにも心惹かれる。

でも、鏡を見るとそこには憧れとはかけ離れた自分の姿。思わずため息をつきたくなる。鏡に映る私の姿はとてもじゃないけど洗練されているとは言えない。

もともとの髪質が硬めな上に重度の天然パーマのせいで、事ある毎に「パーマかけてるの?」と尋ねられてきた。これを「羨ましい。」と言ってもらえることもあるけど、本人としては悩みの種以外の何物でもない。気を抜くとすぐにアホ毛がこんにちは状態。毛先はしょっちゅう絡まってしまうし、梅雨時期になると髪が膨張して収拾がつかなくなる。日によっては朝から髪の元気が良すぎて全然癖が直ってくれない事も日常茶飯事。

以前、綺麗な髪への憧れと天然パーマを脱したいという思いからストレートパーマをかけていた時期がある。確かにパーマが効いてくれてる間は髪も扱いやすくて快適だったけど、髪が伸びてくると根元からうねって元の状態に逆戻り。何度かそれを繰り返してたけど、「まるで鼬ごっこみたい。確かに髪はずいぶん扱いやすくなったけど、度重なる施術で痛んだ髪は枝毛まみれでとてもじゃないけど綺麗とは言えない…。」とストパー生活に別れを告げた。

そこからは自分の手で綺麗な髪を手に入れるために奔走。ヘアケアについての記事を読み漁り「これが良い。」と聞けば片っ端から試してみる日々。そのかいあってか多少なりとも扱いやすい髪になった気がする。ただし、冒頭で書いたような憧れの綺麗な髪には程遠い。

学生時代、友達がよく言っていた。

「女は顔がイマイチでも、髪が綺麗ならそれだけで十分可愛い子と渡り合える。だから髪は女の命なんだ。」と。

当時は「可愛いが正義!」と思っていたけど、年を重ねるごとに「あの子の言ってた通りだ。」と思うようになった。顔なんて化粧で何とでもなるし、どうしてもというなら整形という手もある。でも髪はそうもいかない。もともとの髪質もあると思うけど、きちんとケアをしていないとすぐにボロが出てしまう。内面の美しさはなかなか目に見えないけど、目に見える美しさもある。そのひとつが髪なのだ。

「髪が綺麗」=「女性として魅力的」

いつの間にかそれが私の中での女性としての美しさの指標になっていた。もちろんいくら髪が綺麗でも所作や言動が伴わなければ幻滅されてしまう。それでも人は第一印象で判断されることが多い。その時に髪がボサボサではその時点で「残念な人」というレッテルを貼られてしまう。一度残念なレッテルを貼られてしまうと、それを返上するのはなかなかに骨が折れる。それくらい第一印象は大切なのだ。

話が逸れてしまったけど、何が言いたいかというと「髪の毛ひとつで人の印象は左右される」ということ。女性は特にそれが顕著だと思う。

魅力的な女性になるにはまず見た目から。見た目に気をつければ、自然とその見た目に見合った所作が出来るようになってくるから。そのためにはメイクや服装を研究するのももちろんだけど、常に綺麗な髪でいることを意識するのが良いと思う。だって「髪は女の命」だから。その命を大切に、綺麗に保つことが女性としての魅力を伸ばしてくれるのだと思う。

私の髪はまだまだ発展途上で憧れの綺麗な髪とは言えないけれど、魅力的な女性目指して今日もヘアケアを頑張りたいと思います。


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あずき
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