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多弁型コミュ障の演説=校長先生の話

どうも、あずきです。今日はこちらの有料noteの記事のお話。

購読罪を犯していますが今更隠すことでもないので

私も基本的には多弁型コミュ障に該当します。沈黙に耐えられない人なので、ただ最近は割と心がけることで治すことができるようになってきました。

ポイントは「話題じゃなくて相手を見ろ」

会話って基本的に「話題はなんでもいい」んです。残酷なこと言いますが、世の中の人の言論の認知は「何をいったではなく誰が言ったか」が重要なファクターを占めます。

つまり、「誰にも求められてないのに勝手に話題を引き取って自分勝手なことを話すやつ」って言うのは「全校集会の校長先生」なわけです。つまり「テメーの話なんて誰も聞いてない」んです。

そこでどれだけすごいことを言おうが、ためになることを言おうが、人生が変わるレベルのインパクトのある話を言おうが、「あなたの話を聴くモードじゃない人はそもそも聞いてない」んです。

この現実を受け止めてください。だから話をする時っていうのは「相手の観察から始まります。」観察って言っても「この話を続けるか否か」ぐらいを相手の表情や顔を見て判断できるようになりましょう。ということです。

沈黙が怖い人への具体的方策

さて、ここから具体的方策の話になりますが基本作戦は「黙れ」「しゃべるな」「囀るな」です。

強硬策としては「飲み会で喋らないと決めておいて、振られてもいないのに話始めたら、気づいた時点で自戒をこめてイッキして、おかわりをする。(時代錯誤)」ぐらい勢いで臨みましょう。ちなみにそれやり始めた最初の飲み会はこれやってマジで潰れました笑。真似しないように。

絶対にやってはいけないことを書いていきます。

話題泥棒&正論訂正、ダメ、絶対

多弁型コミュ障の一番のやらかしはこれです。大人数とかの飲み会でも「話題泥棒」してしまうことです。

Aさんがテレビの話をし始めた時にその話が一区切りついていないのにも関わらず自分が思いついたそのタレントさんに関わる話を始める。みたいなことは絶対にやってはいけません。

もう一つは「自分の知識と違っても、それが決定的なものでない限りは黙ってる」ということです。

例えば「いやぁFF7を昔64でやっててさぁ」みたいな話が出たとしましょう。多弁型コミュ障で多いのはここですかさず「FF7は64で出てないっすよ。」と真顔訂正してしまうことです。

これ話の腰を折ってますよね。その人が話したい話題にとってプレイしたハードなんてどうでもいいんですよ。FF7のプレイ体験を話したいのにそこで訂正することはマジでやめた方がいいです。

訂正していい場面は「話を進めていって周りもみんなこの話なんか変じゃね?」みたいな反応をし始めた時です。

例えば、FF7の話をしているのに敵キャラの名前がスライムとかどう考えてもDQの話題になっており、本人は気持ちよく話しているけど周りもどう合わせていいかわからない空気になっている時には「それってDQの話では?」みたいなあくまで真顔訂正ではなく「みんな困ってるんですよ」みたいな感じで助け舟感を出しましょう。

ただ、これは高度なテクニックなので多弁型コミュ障で悩んでる人に関しては「とにかく黙る」ということを意識しましょう。

話を振られない限り喋らない

飲み会とかで自分が沈黙怖くて喋っちゃうタイプの人はグッと堪えて「自分からは話さない」ということをやってください。

別にコミュ障に見られてもいいです。普通のコミュ障と多弁型コミュ障害悪度が高いのは後者です。

普通のコミュ障なら「喋らない」分、相手の時間を奪わないし、沈黙に耐えきれない人は他にいくしっていう形で相手に選択肢が残されるわけですが多弁型コミュ障の演説が始まると周りが合わせてるという状態になると周りはものすごくものすごおおおおおおおおおおくストレスが溜まります。

だから、話を振られない限り話してはいけないのです。

一問一答でもいいとにかく聞かれたことだけを答えろ

面接ではないですが、多弁型コミュ障を治す第一歩は「聞かれたことだけを答えるようにしましょう」余計なことをしゃべるな。

具体例としては

Q.休日何してるの?
A.ゲームとかですかね。
Q.どんなゲームしてるの?
A.最近はスプラとかですかね。
Q.彼女はいたっけ?
A.2年ぐらいいないんですよね。

はい、クソほどつまらない会話ですけど繰り返します。「飲み会の会話に意味や文脈など求めてはいけません。関係性を作ることを意識してください。そこで相手に求められていない我を出してはいけないのです。」こういうやりとりが続いたら相手が話したいことをおそらく具体的に振ってきます。

(もしゲームの話を深掘りしたかったら)
Q.ブキとか何使ってるの?
(もし恋愛関係聞きたかったら)
Q.元カノとは何年付き合ったの?

みたいな感じで、少しずつ具体的な話に移ったらそこを深掘りしていきましょう。だけど、ここでも余計なことは絶対に話さないこと。

Q.ブキとか何使ってるの?
A.金モデですかねー。(ガチだとスシコラとかも握ります。)
Q.元カノとは何年付き合ったの?
A.3-4年ぐらいですね。(些細な喧嘩で別れたんですよ。)

正直、(  )内も余分なレベルです。相手が掘り下げたかったら追加で聞いてくるのでとにかく会社の飲み会レベルの会話で専門的な深い話なんて求められてもいないのに自分からしないこと。聞かれたことだけを答えてください。何度も言いますが「お前に興味があるので聞いてきてるのであって、お前の専門性やエピソードには何にも興味ねぇんだ。必要以上にしゃべるな。囀るな。黙れ。」

沈黙がどうしても怖かったら飲むか食べるか注ぎにいく

そうはいっても沈黙が怖いって人もいると思いますが、そういう時には「自分の頭から【しゃべる】という選択肢をなくしましょう」飲み会なら飲むか食べるか注ぎにいってください。

一人で飲んでたら誰かが喋ってくれますし、近くの席の人が喋ってたらそれをラジオのようにBGMにしておきましょう。

食べるのは大皿で余ってる料理とかを食べてもいいっすかーとか言ってひたすら食ってましょう。その間他の人の話を同じくBGMにしましょう。

ちなみにサシの場合は「相手が話し出すまで黙ってましょう。」間違っても携帯いじってはいけません。いいですか多弁型をやめたかったら「黙れ。しゃべるな。囀るな。」です。もし「喋ってるな」と思ったらすぐにそれをやってください。気まずくなってもいいです。いいか繰り返す「黙れ。しゃべるな。囀るな。」です。

まとめ「一歩引いて全体を見ろ」

多弁型コミュ障である私が陥りがちなのは「喋ってないと自分の居場所がないんじゃないか」ってことですが、基本的にそんなことはないです。一番やっちゃいけないのはその与えてもらった自分の場所を壊してしまう行為です。

だから、自分がなんで呼ばれたのかを一歩引いて全体を見て話をしましょう。という話です。合言葉は「黙れ。しゃべるな。囀るな。」です。覚えておきましょう。

喋らないことによって、ストレス溜まるならツイキャスとかニコ生とか「一人で喋ってても問題のないコンテンツ」で、虚空に向かって喋っていてください。ただ意外とできないですよ。

それでは。


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