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「ポケットモンスターバイオレット」クリア記念!印象に残ったポイントを挙げて魅力をひたすら語りたい!※ネタバレあり

こんにちは、水無瀬です。春ですね、新学期ですね。4/9でめでたく長男が誕生日を迎え、中学校では給食も始まり平穏な日々を過ごしています(小学校も明日から給食!)。

さて、発売から細々としていたニンテンドーSwitchゲームソフト「ポケットモンスターバイオレット」。途中で画面酔いに心折れ、あるいはカービィWiiデラックスにうつつを抜かしたりとすったもんだはありましたが、このたび無事クリアできました!めでたいね!!振り返ってみれば、発売すぐに投稿した所感は昨年11月だったようで。もう半年も経つのか・・・その間私は一体何をやっていたのだ・・・

前作「アルセウス」では、図鑑完成記念としてnote投稿をしていました。

今回は、果たして図鑑完成まで行けるかわからないので、とりあえずメインストーリーをすべてクリアした記念ということでまとめを書いてみたいと思います。追加で何かあればまた書くかも。私のプレイ中のワクワク感が伝わるといいな。私なりのポケモン愛を語ります。よろしくお付き合いください。

「ポケットモンスターバイオレット」とは

「ポケットモンスタースカーレット」「ポケットモンスターバイオレット」の2種類があり、どちらかを選んで購入する形になります。メインストーリーは同じですが、メインカラーや出現する一部のポケモン、キャラクターに違いがあります。私は「紫が好き」という理由でバイオレットをチョイス。

冒険の舞台は、壮大な自然と色彩豊かな街並みが美しい「パルデア地方」。主人公は引っ越してきたばかり。パルデア地方で最古のポケモンスクール「グレープアカデミー」に入学し、ポケモンに関する授業を受けたり、ポケモンや友達、先生と親交を深めていきます。アカデミー内のBGMがリズミカルでとても好き。

アカデミーで最大の課外授業が「宝探し」というイベントで、アカデミー生たちは自然豊かなパルデア地方へ冒険に繰り出すというもの。主人公はその先で、3つの試練に出会います。

1つは、ロン毛の友達(キモい)を助けてレジェンドポケモンを追う「レジェンドルート」。

ロン毛とキラキラな目がキモい友達(?)

2つめは、従来どおりポケモンリーグのチャンピオンを目指す「チャンピオンロード」。

キマワリ好きすぎるおじさん

3つめが、謎の集団「スター団」の謎に迫る「スターダスト★ストリート」。

陰キャのヤンキー、メロコちゃん

3つのシナリオは順番が決まっておらず、自由に進めてOK。これまでのポケモンはシナリオに沿ってルートも決まっていましたが、今作では自分で自由にゲームメイクができるという新しいチャレンジが詰まっているのです。ポケモンみたいに歴史の古いゲームだって、チャレンジ精神って大事だよね。

それぞれの冒険の先に待っているのは何か。パルデア地方最大の謎とされる「エリアゼロ」とは、そして謎のライドポケモン「ミライドン」とは一体ナニモノなのか・・・?ポケモンと世界、現在と未来をつなぐ冒険の物語です。

印象に残ったポイント

クリア後の私の感想は、「冒険っていいね!」。ラストバトルのミランドンとアイコンタクトして頷くシーンにグッと来ました。

信じ合うキズナを感じられた

多くの方が今作のストーリーを良作だと褒め称えていましたが、私も同じく素晴らしかったと感じました。オープンワールドのシステムも含めて、チャレンジ精神と問題提起の詰まった優良作だったんじゃないかな。制作陣の皆様に心から感謝しつつ、水無瀬的に印象に残ったポイントをご紹介します。っても割とどうでもいい事が多いのはご愛嬌ってことで。

オープンワールドの洗礼(酔う)

お伝えしているように、今作はストーリー順序が決まっていないスタイルで、自然豊かなパルデア地方を好きなように冒険できるのが楽しみの一つ。良いね。素晴らしいね。ワクワクするよね。

草原を進んでいると漏れなくポケモンに絡まれるわけだが

ただね・・・散々言っているのですが、私3D酔いがひどくてですね・・・まあ酔います。引くほどに。1時間プレイすると2時間ほど寝込むくらいには激しく酔います。画面をあまり動かさなきゃいいんだろうけど、せっかくのオープンワールドなんだから、周りを見たいじゃん?ぐるぐる見回したいじゃん?で、そうすると、オエエエエ!って激しく酔っちゃうという悪循環なわけです。夫には「ええ・・・そこまでしてやる・・・?」とドン引きされましたが、それでもやりたいんだよ私は!!

後半はだいぶ慣れてきて、移動しながら遠くの景色を見つめるという方法で酔いを回避できるようにはなってきました(それでもそこそこ気持ち悪くなるけど)。慣れてくるころにクリアして終わっちゃう、ゲームのお約束ってやつですね。

広い世界を見渡してみると、ポケモンたちは生息地や種族などに応じて群れをなして暮らしている様子が見られます。そうか、動物だもんな。という当たり前のことに気付かされます。進化前ポケモンと進化後ポケモンが群れている姿は非常に可愛らしくてよき。

チルット(わたぴよちゃん)の群れがとてもかわいい

どの世界でも共通の問題「いじめ」

メインストーリーの1つ、「スターダスト★ストリート」は、グレープアカデミーでいじめに苦しんだ学生たちが学校を休学して「スター団」なる組織を結成し、同じくいじめに苦しむ学生たちの受け皿になっていたという話でした。出で立ちが派手で奇抜だったせいで不良集団というレッテルを貼られ、学校側からは疎まれた存在だったんだけど、実は彼らのほうが被害者だったという。よくあるといえばよくある話ではありますが。

立ち去るときの挨拶「お疲れ様でスター!」

ただ、ポケモンでこういう題材が取り上げられることは珍しく、「ああ、この世界にもいじめが存在するんだ」という残酷な現実を目の当たりにした気持ちになりました。これまでのシリーズにもポケモンスクールは存在して、冒険の途中で立ち寄ったり、イベントが発生する場所として割とおなじみの場所。大人も子どもも笑顔で、みんなポケモンが大好きで、バトルで負けても握手して・・・みたいな姿しかイメージとして無かったけど、今作では影の部分にもスポットが当てられたという意味で意義深かったんじゃないかな。どこの世界にも、人が人である限り、いじめは無くならないものなのかもしれない。とても悲しいことだけれど。

トップの頭がワカメな件

チャンピオンロードでは、パルデア地方に広がる8つのジムでジムテストをクリアし、ジムリーダーに勝利してバッジを獲得する必要があります。すべてのバッジを手にするとチャンピオンテストの道がひらけ、四天王とトップとのバトルに勝利すると、晴れて「チャンピオンランク」が与えられるのです。私チャンピオンなんです!

ラストを飾ったのはテラスタルぴかちう!

で、そのポケモンリーグのトップがこちら。

オモダカさん

あたまワカメついてますよ!と、途中のどこかのジムで出会ったときからずっと思っていました。コンブ・・・?いやいや、ワカメ。あたま磯臭くないんだろうか。名前はオモダカさんというらしいんですが、まったく頭に入ってこなくて、心のなかでずっと「ワカメのひと」と読んでいました。出で立ちは宝塚っぽいんだがなあ・・・何せワカメだからなあ・・・。

結局のところAIなんかい

3つのメインストーリーをクリアすると、パルデア地方最大の謎ともいうべき「エリアゼロ」への道がひらけます。そこで最大の敵として立ちはだかるのが、アカデミーのキモい同級生「ペパー」の父でありエリアゼロの研究者、フトゥー。は実は死んでしまっていて、その人格を真似て作られたAI

動きがマジでキモかった

まさかポケモンの世界でもAIとかいう単語が出てくるとは・・・世も末だなあと思いました。まあ、ゲームにアンドロイドが登場するのはありがちだけどね。

本物のフトゥー博士はタイムマシンを開発し、未来からポケモンを呼び寄せていました。未来ポケモンはどこかデジタルちっくで異物感のある姿をしており、現代のポケモンよりはるかに強力なようで、今はエリアゼロにバリアを張って閉じ込めている状態です。そんな未来ポケモンが自然豊かなパルデア地方にひとたび解き放たれてしまえば、今生きている現代のポケモンたちは駆逐され、自然界の秩序が乱されてしまいます。「それは合理的ではない」とフトゥーAIは考え、主人公たちにタイムマシンを停止してほしいと頼むのでした。タイムマシンを停止すれば、自分は保護プログラムにより自我を失う。だから自分を倒してくれと。非常に人間的な思考ができるAIのようですね。

目がキラーン

死んでしまった本物のフトゥー博士は、未来のポケモンによって現代の生態系が崩されることに対して「それが自然界の摂理だ」と言っていたんだって。こういう話の場合、普通逆じゃない?AIは自分たちの存在を正当化するために「強いものだけが生き残る!」って言って、人間はそんなAIを悪とみなして「今の世界を守る!」みたいな展開がさ。でも違うの。AIのほうが自然界の秩序を守ろうとし、生身の人間であるフトゥー博士のほうが逆に、生態系を崩すことをいとわないっていうね。このアイロニックな対立構造、非常に興味深いなと思いながら見ていました。人間のほうがAIより全然こわい

私たちの世界でも、動植物は外来種により数を減らされ、絶滅の危機に陥っているものがたくさんあります。ポケモンの世界にも、同じようなことが起こりうるってことなんだという壮大な問題提起が見え隠れしているように感じました。深い。

推しキャラクター選手権

学校や冒険を通じてさまざまな仲間と巡り合う今作の旅では、多彩なキャラクターも物語に良い彩りを添えてくれています。今作のサブキャラで私が好きだったのは、レホール先生、キハダ先生と四天王のチリ

イカれたマッドサイエンティスト風だけど歴史の先生
脳筋だけど文句なしに一番かわいい体育の先生
イケメン風だけど関西弁女子

女子ばっかりだった件。だって今作の男子びみょうなんだもん・・・。

ポケモンでは、ダントツでノノクラゲです。動きがキモイキモイ!出てきた瞬間、「なにこいつ!?」と画面に釘付けになりました。メノクラゲが二本足ィィ!しかも料理されて食べられるという衝撃。

逃げ足が超早い
950円とか酢の物のくせに意外と高い

あと、封印を解いて開放される準伝説のポケモンたちもかわゆくて好きです。封印を探して酔いまくったけど。苦労の末にゲットするポケモンは味わい深いですなあ・・・。てかあの封印、攻略サイトを見ながら全部開放したんですけど、なにも見ずに探すの無理じゃね?

パオジアン、口に何か付いてますよ
イーユイ、ただのデメキンやん

通信交換はキケンがいっぱい

今作では、ポケモン交換する友達がいなくてもランダムでマッチングをしてくれるマジカル交換という機能がありまして!ポケぼっちの私はマジカル交換をやりまくったりしているんですが、時々変なやつがくるのです。たとえばこちら。

色違いのレベル100とか

何となく変だなと思いながらTwitterで聞いてみたら、よく出回っている改造ポケモンなんだとか。不正コードで上書きしちゃったりするやつかな?まあそうだよねと思ってすぐに逃しました。マッチングにはキケンがいっぱいだ!

私の精鋭メンバー!

最後になりますが、今作で私とともに戦ってくれたベストメンバーをご紹介したいのです。させてください。どの子も大変おりこうさんです。

■モクロー「ふくぶくろ」

「かわらずのいし」で進化を阻止

マジカル交換でたまごから孵ったばかりのレベル1のモクローちゃんをいただいたので、前作「アルセウス」と同じく「ふくぶくろ」と命名。通称「ふくちゃん」です。進化すると途端に可愛くなくなるので、小さいまま育てます。かわゆいかわゆい。それまでは御三家のくさタイプのネコ「こまつな」(マスカーニャ)を連れていたんですが、ここにきて晴れてお役御免のリストラです。だってあんまり強くないんだもん・・・。

■ナマズン「シマエ」

安定のレベルMAX

ドジョッチの進化系ナマズン、個人的にポケモンの中で割と最強クラスだと思っている子。前作に引き続き名前も「シマエ」で統一。HPも防御力も高く、電気タイプが効かず、みず・じめん・エスパー・いわ・でんき・こおりなど幅広いタイプの技を覚えてくれます。くさタイプにだけ注意。「じしん」はとくに強烈で、だいたい一撃でやっつけてくれます。さいきょう。

■ファイアロー「ぴよ」

物理攻撃を受けると敵をやけど状態にするの地味に助かる

冒険を始めてすぐに捕まえた「ヤヤコマ」の進化系。早々に御三家「こまつな」からこの子を相棒に乗り換えたので、一番はじめに「あいぼうのあかし」のリボンをゲットした子でもあります。弱点はそこそこ多いけど攻撃力が高く、素早さも早いので抑えのメンバーとして最適。四天王戦ではほとんどぴよが出ずっぱりでした。

■フワライド「ふうせん」

ゆらゆらしている姿がかわいい

前々作「ブリリアントダイアモンド」、前作「アルセウス」でもともに旅をしたフワライド。進化前のフワンテとともに「スカーレット」にのみフィールドに現れるということで、「バイオレット」プレイ中の私は涙目。レイドバトルで探しまくったけど見つけられず、諦めかけた頃、たまたまTwitterで交換相手を見つけ、晴れてフワンテをGETしたのでした。名前も前作と同じく「ふうせん」ちゃんです。あっという間に進化して立派な姿になりましたよ。

進化直前のふうせんちゃん

かわゆいし、HPすごく高いから安心。前作では技を出すたびにぎゅるぎゅると凄まじく回転していたんだけど、今作ではふんわりと触手(?)を動かすのみ。ぎゅるぎゅる回転のほうが好きだったなあ・・・。

それにしてもうちのチーム、ひこうタイプが多い

■ピカチュウ

テラスタイプひこう

予約特典でゲットしたテラスタイプひこうのピカチュウ。名前が変えられなかったのでピカチュウのままです。ピカチュウはHPも物理攻撃も低くてすぐやられちゃうんだけど、素早さが高くて「じゅうまんボルト」はとにかく重宝するのです。ネモとのラストバトルではピカチュウのじゅうまんボルトで美しいフィニッシュと相成りました。くねくね水鳥(ウェーニバル)を成敗じゃい!弱いので使い所が難しいけど、やっぱ可愛いから連れて歩きたいよねってことで!

■エクスレッグ「ベイダー」

フォルムがもう何とも言えなくて好き

今作から登場のバッタポケモンなんだけど、なんかもうダースベイダーにしか見えなかったので名前は「ベイダー」。とにかく早い。フィールドで見つかると爆速で追いかけてくるので、「やべ、見つかった!」「めっちゃ来るやん!」とミライドンにライドしてゲラゲラ笑いながら逃げるのが楽しかったです。むしタイプなので弱点もありつつ、素早さと攻撃力が高いので物理攻撃は安定していて意外と重宝します。

結び

愛が溢れすぎちゃって6000文字を超えてしまいました。ポケモンは偉大。

実は私、「カービィWiiデラックス」をクリアしてから、ゲームに対して若干燃え尽き症候群的な感じになってしまい、ゲームをやる気がおきなくてマンガをひたすら読んでみたり、PS4でFFクライシスコアをちょっとだけプレイしたり、キングダムハーツ3をちょっとだけプレイしたり、Switchでペルソナ4をちょっとだけプレイしたり・・・とフラフラしていたのです。が、いざポケモンに戻ってきたら、ワクワクしちゃってクリアまであっという間でした。いやいや、ゲームっていいね!図鑑を埋めるところまで頑張れるかは定かではありませんが、できそうなイベントを最後まで楽しみたいと思います!有料追加コンテンツもあるんだっけ?また何か強く主張したいことがあれば追加で書くかもしれません。

最後に全然関係ないけど、次男「ちびた」が連日一生懸命プレイしてるスプラ3のコジャケがブサカワイイので載せておきます。

目が飛び出すぎやねん



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