【3分で読める!】借金に追い詰められる前に読んでほしいnote
いつもご覧下さり、ありがとうございます。
本日は表題の通り、借金に追い詰められる前に読んでほしいnoteです。
私は司法書士として、登記に加え、債務整理の仕事に携わった
経験もあります。その経験を踏まえて、
借金に困っている人に、今すぐに伝えたい内容を書きたいと思います。
読みやすく、伝わりやすいように、ざっくりとした表現を使うので、
正確性に欠ける場面があるかも知れませんが、
大切なことを3つの観点で、お伝えさせていただければと思いますので、
今は借金をしていない方も、借金で大切な方が困った時のために、
1回でも、さっーと目を通していただけたら幸いです。
さっそく行きます。
①専門家への相談はいつが良いか?
まずはじめに、専門家への相談はいつが良いか?
ですが、これは、早ければ、早い方が良いです。
専門家に相談すると嫌なことを言われたり、
怒られたりするのが不安な方も多いと思います。
この点、債務整理等をする場合は、その専門家の先生と
お付き合いしていくため、自分と相性が合いそうな先生
を見つけることがすごく大切です。
専門家の先生もたくさんいらっしゃるので、
自分にあった先生を見つける為にも、早く動くことが大切です。
➁そもそも債務整理を選択すべきか?
次にそもそも債務整理を選択すべきか?
あるいは、どんな債務整理をすべきか?
ですが、これは色々な考え方があります。
今キャッシングやショッピングで、
リボ払いなどで、残高が残っている方について、
ここで、後、半年~2年以内に返済が終わる!というならば、債務整理自体、不要だと感じます。
ただ、返済は終わるけれど、生活が大変という方について、
ここから考えることができます。
例えば、年間の手取りに対して、住宅ローンや教育ローンなどの、
利息が低いものを除き、キャッシングやショッピングの残が
30%~70%なら任意整理
70%を超えるなら、自己破産
このような考え方もできます。
例えば、年間の手取りが100万の方なら、
30~70万、キャッシングやショッピングの残高があるなら、任意整理
70万以上あるなら、自己破産
といった判断基準です。
もちろん厳密には、手続きの費用も掛かりますし、
その方の収支状況にもよります。
これもその方の置かれている状況で変わります。
ただ、返済をするために、新たにお借入をしなくてはならない。
ほとんど、元本が減らず、利息だけどんどん取られてしまっている。
こうなってしまうと、やはり何かしらの債務整理をするか、転職して、収入を思い切り上げ、返済額を増やすかしないと、状況は打開できません。
今、借金に困っている方は、ご自身の状況がどんな感じか、
上記のお借入割合を参照してみてください。
➂債務整理にはどんなものがあるか?
最後に債務整理について、どんなものがあるか、ざっくりお話しします。
①任意整理
1つ目は任意整理です。これは裁判所を通さず、債権者と直接交渉し、
将来的に発生する利息を0に近づけ、残った元本に過払い金があれば
それを充当する手続きと考えていただければと思います。
信用情報へ影響がある代わり、利息を下げ、過払い金を充当する
おまとめローンの様なイメージです。
過払い金は出資法と利息制限法のはざまの払い過ぎた利息のことで、
2010年より前に、銀行以外でお金を借りており、今も返済中
であれば、可能性自体はあります。
ただ、ネットを調べればちゃんと出てきますが、会社によっては
元々金利が安いところもあり、約29%利息を取られた経験があるかです。
➁特定調停
2つ目は特定調停です。ざっくり言ってしまえば、上記で紹介した
①任意整理の交渉を裁判所を通して行う。
様なものです。
➂自己破産
3つ目は自己破産で、これはおよその人が聞いたことがあると思いますが、
借金を返せる見込みがないため、裁判所に申し立てて、借金を帳消しにしてもらう制度です。
④個人再生
4つ目は個人再生です。これは一言で言えば、住宅ローンは抜きにして、
それ以外の借金について、裁判所に申し立てて、減額してもらう制度
です。自己破産をすると、持ち家は手放すのが原則なので、
住宅ローンを支払っている方が生活を再建するための手続きです。
以上の4つを上記の様に押さえて頂ければ、
債務整理について、一般的な方よりは詳しいと感じます。
いかがでしたでしょうか?
リボ払いが貯まり、返済が利息に行ってしまい、
元本が減らず借金がたまり、経済的に破綻してしまう。
今、そんな方が、本当にどんどん増えています。
借金に縁がないのが一番ですが、借金に追い詰められる前に
上記の内容を知っているだけでも、救われる方がいると考え、
書かせていただきました。読んでくださり、ありがとうございます。