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今日は読書感想文を書いてみよう
最近ハマっているのは、オーディブルでの聴く読書。
活字よりも、耳から入ってくる方が、私には合っているのかもしれないね。
なんせ、私は忙しい人でしょ。
「ながら族」なんだ。
通勤中や外出時のBGMのように、ずっと読書をしている。
自宅では、家事をしながらいつも聴いている。しかも倍速でだ。
10時間くらいのボリュームの本なら、5時間あれば読めるから、スキマ時間だけで読んだとしても2日間もあれば読了できる。
ほとんど読書の習慣がなかった私だけど、オーディブルを使うようになってからは毎日読書をしている。読みやすいと思っていた自己啓発系より、もっぱらエッセイや小説を好む。
特に、小説は、こんな世界観どうしたら思い付くの?っていうような、ファンタジーも面白い。
数日前に読了した、「鹿男あをによし」なんて最高だった。ドラマ化されたことは知っていたけど、今頃になって原作を読んで、こんなに面白かったのかと感激した。
大人になった今、このタイミングで読むから面白さがわかるのかもしれないが。
小学生の頃、読書感想文なんてほんと苦手だった。「私は、〇〇という本を読みました」から始まり、延々とあらすじを、あらすじを書いて書いて書きまくって、最後、「楽しかったです」で、締めくくって終わっていたような、下手くそな感想文だった。
何が楽しかったんだよ。
どこが刺さったんだよ、って、そこが知りたいんだよ。
「鹿男あをによし」の、どんなとこが面白かったかって、とりあえず、鹿男ってなんやねん、ってとこからツッコミたかった。
あ、ちょっとネタバレ含むことになるかもしれないから、お気をつけあそばせ。
日に日に、顔が鹿になってゆく俺。
毎日、段階的に鹿化していく描写も面白すぎる。鏡にうつる自分が、鹿になっている。でも、周りの人には普通に見えている。毛深さや耳の位置が鹿。
この発想、何??
鹿化していくと、鹿の言葉が分かるようになっている。そして、鹿に頼まれたミッションに、全力で取り組む俺。
小説って、ほんと自由に書いてあって、自由に創作していいものだ。noteみたいだね。
私は、「なんでそんなことしないといけないの?」って、物語にツッコミながら読むことを好んでいた気がする。何様なんだよ、一体。
鹿化するとか、なんで?
そんな、訳の分からない内容だったのに、どんどん引き込まれていった。俺が赴任した先が女子校だったというのも、惹かれた理由でもありそう。
※私は、普通に公立の共学の学校だったから、私立の女子校にとてつもない憧れがあった。娘を中学受験させ、女学院と名のつく学校へ行かせたかったほどだ
俺と同じように、鹿化していく鹿の遣いの女子生徒。俺と一緒にミッションをやっていくうちに、彼女の感情の変化も興味深かった。
最後、俺の魔法を解いてくれた彼女の、ちょっと強引なやり方も、なんだかきゅんとしてしまった。巻き戻して繰り返し聴いてしまった。
相変わらず下手くそな感想文となってしまったけど、読み終えてどんな感想を持ったってそれは自由だもん。
アラフィフになって、今さら感満載だけど、小説の楽しさにハマっている。
書くことも好きだけど、書くためには、素敵な文章に触れることも大切だと思っている。だから、今日も読書する。…とはいえ、耳からだけどね。
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なんとか今日も書き終えた。
今日は大雪に、てんやわんやだった。