お金と、都合のいい解釈
なんとなく気付いていたけど、気付かないフリをしていた。
自分の性格を一言で言うと、熱しやすく冷めやすい。
気になったことには、後先考えず飛びつく。
そして、少しやったらやりきる前に飽きてしまう。
こんな自分のことを責めていた。
悩みでもあった。
「自分の人生に本気出す」
なんて、今までよく聞いてきた。
なんせ、高額な自己啓発系の講座をあれこれ受けていたから。
数年前から、書くと叶う、と言われていた手帳を使っている。
もちろん仕事の予定なんかも書きこんでいるから、とりあえず手帳は必要。
手帳には、今月やりたいこと、先月できたこと、などとにかく書いて自分を振り返ることができるようになっている。
結構面白いし、ほんとに成長を感じることもある。
実際、数年前に、理想として書いていた未来が、今叶っている、ということもあったりするから、え、私スゴイじゃん!って思うこともある。
今、また、やり始めたことが、そろそろ飽きてきたのか…
まだまだ道半ばで、もちろん目に見えた結果は出せていないのだが…
モチベーションの明らかな低下を、自分でも感じている。
あれだけやる気があったし、やるぞー!なんて高らかに宣言していたのに、
今全然活動できていない。恥ずかしい。
こんなカッコ悪い自分を見せたくない。
なんて、毎回思うこと。
それに取り組む時間もないのか…
いいや、時間はみんなに共通して24時間なんだ。
何かをやっているから、優先したい別のことをやっているから時間がないと言っているんだ。
気持ちの余裕がない…?
それはあるかもしれない。
ダメな自分を責める。
気持ちに余裕がないのは、お金の不安が出てきたときだ。
・
・
・
飽きてきたこととは、家計管理。
飽きてきた、というより、見たくなくなってきたといった方が正しい。
見ないからわからない。今どうなっているのかが。
だから怖い。
怖いモノからは逃げる。
これが私のいつもの自分責めにつながっている。
家計管理、やるぞ!と意気込んでいた時は、毎日チェックしたり、お金の流れを見ていたものだ。
それで、借金が返済できたり、少しずつだけどお金が残るようになってきていたところだった。
今は絶賛かかり時。
娘の仕送りや学費以外にも、ほら成人式だ、卒業式だ、と、ほんとにブルドーザーにごっそり持っていかれている気分になる。
娘のため。
そもそも、お金をためていきたいのは、子どものためではなかったか。
だから、目的としては合っているのだ。
せっかくここまで頑張ってきたのに…という思いもむなしく、一瞬で数十万円が消えた…
計画性がなかった自分が悪いのだが。
なんとなく切なくなってきた…そして、10月はほとんど家計簿を見ていない…こわ。
何をするにも、お金はかかる。
分かってる。お金が大事なことは。一番よくわかっているよ。
家計管理、苦手。というか、できない。
「苦手は手放して、得意を伸ばしていこう。家計簿が続かないのは、稼ぐ力がある証拠」
なんて、都合のよすぎる解釈を取り入れていた。
大好きで課金しまくっていたマインド講座界隈でよく言われている話。
ゆっくり時間があるときに、家計簿と向き合うぞ、と思っているうちに、はや2週間過ぎた。
基本キャッシュレスにしてるから、見ればわかるのかもしれない。
それすら怖い。どんだけ浪費しているんだか…
とはいえ、
そんなことばかり言って逃げていてもなにも変わらないし、状況は悪化の一途をたどるではないか。
今週末こそ、向き合うか。
宣言したから。やるしかない。