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昆虫食(ガラヴィシャ)の続き(2)
前回の昆虫食の投稿後、昆虫食に対する感想や、質問が届いております。 前回の配信の続きとして、届いた質問に対するコメントともに本日も雑談させていただきます。
一番多かった質問は、
「日本は昔は地方によってはイナゴを食べたり、今も蜂の子が地方食の地域もあるけど、これもガラヴィシャなのか?」
全ての虫がガラヴィシャというわけではないです。 イナゴ(バッタ)は例外かと思います。
私なりの理由ですが、数千年の歴史がある三大宗教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)のそれぞれの聖典に食料としての記述があったり、食の戒律が非常に厳しいと言われるユダヤ教(コシェール)やイスラム教(ハラール)において、唯一イナゴ(バッタ)はOKとされているからです。
日本でも古くからイナゴを食べる食文化が地方によってはありますので、もし身体に害があるものであればこれほど長い間、しかも民族も文化も宗教も土地も言葉も食文化も異なる場所で食べられることはないでしょう。
ちなみに、イスラム教では、普段私たちが口にするエビは「海のバッタ」と表現されることがあるそうです。つまり、イナゴは地上のバッタですね。
緑の草原を跳ねて移動するイナゴやバッタ、イメージ的にそこまで不快感を呼び起こす虫ではないかと思います。
では、蜂の子はどうか? 蜂の唾液と花の蜜が混ざったものが蜂蜜ですから、その蜜を作ってくれる蜂自体の身体が、人間の健康に大きな害がある虫とは思えません。
ちなみに、ユナニ医学では、蜂の子は薬用効果があると古典書に書かれているそうです。
根幹治療の歯についてですが、治療によって神経が無くなった歯は死んだ歯です。自然の摂理として、身体の死んだ細胞は本来体から落ちていくものです。それを無理やり口につけておくわけですから、ガラヴィシャ的に働いてしまってもおかしくないと思います。
以前、医学雑誌で、根幹治療の歯を取ったら自己免疫疾患が治った患者さんの症例を見かけたことがあります。
ガラヴィシャの中に、人間や動物の排泄物とありますが、動物の排泄物の中でも牛の糞尿は例外です。アーユルヴェーダで現在も使用されています。
人間の排泄物がガラヴィシャとして挙げられる例として、古代のインドでヴィシャカンニャ(毒になる女)といって、自分の汗や月経の血を、戦略的ハニートラップ目的で自分のことを好きになってもらいたいターゲットの男性の食事に混ぜて食べさせるということがあったそうです。それを食べさせられた男性は、健康を蝕むことになります。
その女性のハニートラップにかかるかどうか(好きになるかどうか)は分かりませんが(笑
昆虫の粉が古典書の中に出てきて私が不思議に思うのは、何故そもそも昆虫の体の粉末を作っていたのかということです。ヴィシャカンニャの例のように、昔のインドで敵への戦略目的で、敵の食事に故意に混ぜて健康攻撃するという歴史があったのかもしれません。古代版の生物兵器みたいなものです。(→私の推測です)
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