アーユルヴェーダQ&A(38)
今年のお正月企画からの質問。
もうすぐ、次のお正月が来てしまいそう〜(笑
なので、連弾でお正月企画の質問回答していきます。
✨本日の質問
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母乳の出の良し悪しは何が影響するのでしょうか?
👉 お返事
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アーユルヴェーダの中では、母乳は血液の中の血漿成分の副産物(ウパダートゥ)と考えられています。そして血液の成分は、食事が原料となっています。なので、母乳が作られる作られないは、何を食べているかが多く関与しています。血液の血漿成分が増えるようなものを食べると、より母乳が作られます。 血液の血漿成分が増えるような食べ物は、カファ的な食べ物になります。 液状のもの、乳製品、甘みのあるもの、油分や湿気があるものです。 具体的な例で言うと、ミルク粥、牛乳、シャタワリ、リコリス、野菜スープや、肉のスープなど。 食事が消化され血漿成分に変化するのを手伝ってくれるスパイスも有効です。 例えば、クミン、フェンネル、フェヌグリーク、ヒングなど。
アーユルヴェーダでは、食事だけでなく、精神的な状態も母乳分泌に関係すると考えますので、精神的なストレスなく、安心して赤ちゃんに愛情が注げる生活環境があるかどうか。
産後は、どうしてもヴァータが乱れていますので、いかにヴァータのケアができているか、出産後の母体の回復に重要ですし、これは母乳の出にも影響してきます。ヴァータが乱れると、カファは減る傾向にありますので、ヴァータの乱れが緩和されなければ母乳の作りもあまり良くないです。
母乳が作られて胸はパンパンだけど、なかなか出ないと言う場合もあるかもしれません。 その場合は、スロータス(乳腺)がカファで詰まっているので、この場合は、先ほど言ったカファ的な食べ物を食べ過ぎていないか見直す必要があります。食事を見直してもなかなか改善されない場合は、ヴァマナ(催吐治療)も必要になってきます。 本格的な催吐治療は日本でやるのはなかなか難しいので、ヨーガのジャラドウティのように朝に塩水を2リットルほど飲んで嘔吐するような簡単なものでも大丈夫です。
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