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【エッセイ&映画レビュー】ショーシャンクの空にを観て
ども!
連休前は全国的に急激に気温が急降下💦
皆さま体調など崩されていないといいのですが。
今日(と言うかもう昨日ですが)はいつもと変わらない1日を過ごしていましたが、ふと夜になって映画が見たくなり今回は過去に出逢った名作に再び逢いに行ってみました。
なんつって😜
カッコつけてますが、最近は昔見た映画を再び見るのがあゆさんの中でブームでありまして😅
それはきっと、まだ若かった頃の自分と今の自分の違いを客観的に感じることが出来るからかな?
漠然といい映画だったと印象には残っているものの、やはり細かな所やどの部分で自分の心が動いたのか。
結構自分で驚くくらい覚えてない😨
いや、最近思うんですよね。iPhone14pro Maxで例えるとですよ?
人の記憶できる容量ってもんは上限があって人によっては1TBの人もいれば最小128GBの人もいる、、、。
あゆさんはきっと最小容量なのではないかと💦
でも考え方によってはですけど、もし自分に1TBの大容量がわかっていたとしたら
「1TBもあるんだから、とりあえずあれもこれも覚えとけばいっか」
なんて思って 実は記憶しておく必要の無いものまで覚えてたりするんじゃ?なんて思ったりするんですよね。
ま、”大は小を兼ねる”とも言いますけどね😅
でもデカけりゃいいのか?
大容量ありゃいいのか?🤔笑笑
あゆさんの場合、多分最小容量128GBと思うのでメモリーいっぱいになると何かを削除しなきゃならないのはもちろんのこと、新たなアプリをインストールする為には大きな容量を空けなきゃいけない。
そんな時は思い切って今まで入ってたアプリをアンインストールしなきゃいけないってことも💦
時々しか使ってなかったけど長年愛用していたアプリにさようなら~なんてことも時には必要になったりね😅
でもきっと少数精鋭!(物は考え様!)でこれからあゆさんの128GBの中に残っていくメモリーは無駄と思えるものは自然と淘汰され、きっと自分にとってかけがえのないものばかりが残っていくんじゃないかなって😌
超都合よく考えたりしている今日この頃なのであります。はい😆
あはははっ🤣
映画の前フリとエッセイを織り交ぜてみましたw
それでは皆さん,おやすみなさい・・・・😪
とちゃうでーーーー!🔥
これから映画レビュー書くでー!🔥
現在午前3時過ぎ。
またまた頭はキレッキレ状態であります!爆🔥
”ショーシャンクの空に”ってどんな映画?
ショーシャンクの空には1994年9月にアメリカで、翌年1995年6月には日本でも公開となりました。
映画公開当時、競合作にトムハンクスの代表作のひとつでもある『フォレスト・ガンプ』などがあり、興行的には1,600万ドル留まり。
失敗?とも思われたましたが、作品的の評価はもともと高く、その後アカデミー賞7部門にノミネートされ、再び注目を集めることとなり、最終的な興行収入は5830万ドルに達しました。
やっぱアカデミー賞ってすごい影響力ですよね😅
今や映画史に残る傑作として多くの人に認知されている名作と言えます。
あらすじ※ネタバレあり
この映画はあまりにも有名な映画なので見たことがある方も多いはず。
なので細かな部分は端折らせてもらいますね😅
主人公アンディ・デュフィーレン(ティム・ロビンス)は若くて有能な銀行マン。
映画の冒頭、車中で酒を飲み酔っているであろうアンディが銃に弾を込めるシーンから始まります。
ある家の前で一点を見つめる、アンディの絶望に満ちたような悲しい目がとても印象的。
アンディの妻には…愛人がいたのです。
ほどなく彼は車から降り飲んでいた酒の瓶も足元に落ちて割れますがアンディはそのまま2人が居る愛人の家への方歩き出します。
シーンは変わりアンディは妻と愛人を射殺した罪で裁判を受けていました。
彼は無実を訴えますが、判決は『終身刑』となり、劣悪な環境の『ショーシャンク刑務所』への服役が決まり送致されました。
出会い
ショーシャンク刑務所に送られたアンディは当初、誰と口を利くこともなく、ただ淡々と作業を真面目にこなす毎日でしたが、しばらくして初めて声をかけた相手がエリス・ボイド・レディング通称レッド(モーガンフリーマン)でした。
長年ショーシャンク刑務所で服役している彼は『調達屋』
アンディはレッドに石(鉱物)を集めたいのでロックハンマーが欲しいと頼み、それがきっかけでアンディとレッドはお互い少しづつ心を通わせるようになってゆきます。
一方他の受刑者の中には性的関係を強要するボグズや仲間の輩たちもいて、それに抵抗してはボコボコにされる🥹そんな生活が2年ほど続きました。
転機
ある時、刑務所の屋根の修理を囚人から募集することになり、レッドの計らい(コネ)で修理作業はレッドの仲間が選ばれその中にはアンディも含まれていました。
作業中立ち話で『遺産相続』のことで刑務官のハドリーが問題を抱えてることを耳にしたアンディは、銀行マン時代の財務経理の経験を駆使し解決策をハドリーに提案し、その見返りに仲間たちにビールを振舞って欲しいとお願いし、見事それが実現!
広い空の下、アンディの仲間達はつかの間の自由を満喫する事が出来ました。
その事をきっかけにレッドをはじめ仲間からも尊敬され、刑務官からも一目置かれるようになります。
相変わらずクズのボグズ達、輩どもはしつこく性的関係をアンディに迫り、それに抵抗したアンディは半殺しにされてしまいます。
しかし刑務官からも一目置かれていたアンディを襲ったボグズをハドリーが半殺し…いやそれ以上2 /3殺しに💦
それ以後アンディを襲うものは誰もいなくなりました。
治療を終え、自分の房に戻ると退院祝いにはレッドに注文していた『リタ・ヘイワース』という女優さんの大判ポスターが置かれていました。
変化
やがてアンディは図書係に配置換えとなります。そこで50年もの間、服役している年老いた囚人”ブルックス”の助手となりました。
しかし、図書係とは名ばかりで実は所長や刑務官たちの税務処理や資産運用などをアンディにやらせる為のものでした。
アンディは有能な銀行マンとして手腕を発揮。またその一方で、図書係として州議会に囚人の唯一の娯楽、そして教養を得る場を作れるよう図書館に予算を付けて欲しいと何度も何度も繰り返し手紙を書き続けていました。
そんなある日、年老いた囚人ブルックスの仮釈放が決まります。
しかし、50年も塀の中で暮らしてきたブルックスは不安になり取り乱して刑務所に残りたいと仲間に刃物を向けます。
しかしアンディらに説得されブルックスは仮釈放を受け入れ出所。
釈放はされたものの、50年の歳月はあまりにも長過ぎました。
外の生活に馴染めなかったブルックスは仲間に手紙を残し自ら首を吊って命を絶ってしまいます。
一方、アンディが届き続ける手紙に根負けした州議会は寄付金や古書などを刑務所に送ってくるように。
アンディはその送られてきた荷物の中に『フィガロの結婚』というレコードを見つけて刑務所中に曲を流しましたが、そのことが原因で懲罰房に送られてしまいます。
のちに
「どうしてレコードを流したんだ?」と聞かれ
「音楽も希望も誰にも奪う事は出来ない」と説明しますが
「希望を持つなんてことは塀の中では危険なことだ」とレッドに反論されてしまいます。
隠蔽
相変わらず州議会に手紙を送り続けるアンディは、ついに毎年度予算まで獲得し、倉庫同然だった図書館は立派に生まれ変わり、そこで世間に注目されるようになったのを利用して『囚人たちの社会更生』と言う名目で所長は彼らを労働力として野外で働かせ始めますが、裏ではピンハネしたり賄賂を受け取ったり。
アンディは架空の人物を作り出し、所長のその多額の『不正蓄財』を隠蔽していました。
1965年。
刑務所に新しく入所してきた青年『トミー』はすぐにレッドや仲間と打ち解けアンディも彼を気に入っていました。
妻と幼い子がいるトミーは更生を望み、アンディは読み書きから勉強を教え、やがて高校卒業資格を申請できる所までに。
そんな時トミーはひょんなことからアンディの過去を知ると、その真犯人に心当たりがあるとアンディに話します。
アンディは所長に「再審請求をしたい」と頼みますが、優秀な経理担当者であり不正蓄財の事実を知っているアンディを自由にさせる気はさらさらなく、考えを改めるよう懲罰房に入れます。それでも再審請求したいというアンディに困った所長は、人の気配のない場所にアンディの冤罪証明をできるかもしれないトミーを呼び出し、脱走を企てたと嘘を付きそれを理由にしていとも簡単にトミーを射殺してしまいます。
主の裁きは下る いずれ間もなく
トミーが射殺され1ヶ月が経った頃、アンディは元のように不正経理を続ける事を条件に懲罰房から出されます。
しかし、アンディの様子はどこかおかしく、レッドにメキシコの『ジワタネホ』の話をしたりある伝言をレッドに残します。
仲間たちはアンディが自殺するんじゃないかその日の嵐の夜に心配を募らせていました。
翌朝、点呼の時にアンディが房から消えていることが発覚。
所長やハドリーは慌ててアンディの房に向いそこで初めてリタ・ヘイワ―ス、マリリンモンロー、など代替わりしてきたポスターの裏の壁に大きな穴が開けられているのを見つけます。
アンディは約20年もの間、ロックハンマーで壁を掘り続けついに1966年、脱獄に成功しました。
アンディは銀行へ向かい自らが作り上げた架空人物になりすまし、所長の不正蓄財を全て引き出すと、告発状を新聞社へ送り自らはメキシコへ無事逃亡。
アンディの告発状によってショーシャンク刑務所での暴力行為や不正経理が明るみとなり、ハドリーは逮捕、所長は自ら拳銃自殺をしてしまいます。
外へ
いつものように仮釈放審査を受けたレッドに仮釈放が決まりました。
いざ塀の外に出てはみたものの、やはりうまく社会に順応できず、ブルックスと同じ絶望的な気持ちになりかけていました。
しかし友人であるアンディの伝言がどうしても気がかりだったレッドは伝言を信じ確かめる為約束の地、メキシコのジワタネホに向かいました。
そして前にアンディが話をしていた通り、青い海の浜辺で暮らすレッドとアンディは再会を果たし、抱き合って抱擁するのでした。
感想
冒頭のシーンからアンディが妻と愛人を射殺したのか、していないのか映画の中でははっきりと描かれてはいません。
殺したとも、殺していないとも言えない状況のまま状況証拠で判決は”無期懲役”
あゆさん正直殺したのか殺していないのかさっぱりわかりませんでした。
アンディが刑務所に送られ、話の内容はのちに友人となるレッドによって語られる形で物語は進んでいきます。
主役であろうアンディの語りではなくレッドの目線で。
この映画で伝えいこととはいったい何だろうそう考えた時、いくつかの事が浮かんできました。
アメリカ映画の刑務所ものでよくある”理不尽な暴力”や”劣悪な環境” ”賄賂など不正の横行” どこまで真実に近く描かれているかはわかりませんが、この映画の中にあるようにあのような環境下で”希望”を持って生きることは実際とても難しいことのように思います。
ましてや自らが罪を犯していたならなおさら”希望”を持つことは難しい。
アンディは"冤罪"だったから希望が持てたのかと言うとそうとも限らない。
"冤罪"でも希望どころか生きることすら諦めてしまう人だっているでしょうね、あんな環境下なら。
アンディは入所して少し経過してからレッドに”ハンマーを調達してくれ”と頼み、早いうちから、そう『リタ・ヘイワース』のポスターを手に入れた頃から壁に穴を掘り始めるんですよね。
穴を掘って脱獄なんて、実際実行できる人なんてほぼいないし、そもそも最初脱獄するなんて”無理”ってほとんどの人が思うでしょうね。
きっとそこなんですよね。
"誰もが"無理、あるいは"常識的に考えたら有り得ない"などのセリフは日常私たちがよく耳にしたりする言葉ですよね。
その不確かな”誰もが” や ”常識的に” ”みんな” って言葉に人は縛られてしまいがち👆
誰しもが無理と言われる事でも自らが諦めず続けることこそが希望を現実にする第一歩になる。
でも人に何か言われてやめてしまうと言う事は
やってないのと同じこと、そう思うんです。
それにあゆさんいつも言っていますが、この世の中に”こうあるべき”なんてものはひとつとしてないんじゃないかな?って思ってるんですよね。
ましてや人にとやかく言われることじゃないよなって。
”こうあるべき”を持つとしたらそれは自らの中に持つものないんじゃないかな?と思うわけです。
アンディは類稀なる精神力の持ち主であることは確かだと思うんですね。
だからこそあんな環境下でも"希望"を捨てずにいれたのではないかと。
そして、その強い信念はやはり”冤罪”であるからこそなのではないかなと。
図書係で50年もの間 塀の中にいたブルックスは仮釈放になったけれど 塀の外の暮らしに馴染む事が出来ず自ら命を絶ってしいましたよね。
レッドがブルックスの仮釈放の話していた時に言ってましたね。
「初めは塀を憎み 塀に慣れ やがて塀を頼りにしてしまう」と。
長い歳月の中で自らの罪を償ったとしてもその先にあるのは希望ではなく不安や孤独。
塀の中にしか自分の居場所が見つけられなくなる。
映画の中でアンディが言った言葉で印象に残っているのが
頑張って生きるか。
頑張って死ぬか。
自ら命を絶つこと決して肯定できるものではないけど、ブルックスは
”頑張って死ぬ”を選択したのかなと。
でも、もし一番の友人であったレッドが仮釈放になった時、ブルックスのように社会に馴染めずに間違った命の選択をしないようにレッドに残した言葉なのかなって。
アンディはどんな時にも諦めず希望を持ち続け、実行し続け、それを実現できる人。
見習うべきところは多いですよね。
そんな信念を貫く姿に多くの人が共感するのかもしれませんね。
それと。
所長やハドリーは気持ちがいいくらい?悪かったですね😅もう救いようがない。
人間の醜く愚かな部分を体現していましたよね、特に所長は。
そして
”主の裁きは下る いずれ間もなく”
結局悪は暴かれ、裁きは下る。
まぁそうあって欲しいですよね。
だってあの所長、救いようのないくらい悪の権化でしたもん笑笑
このお話、アンディのどんなときでも諦めず希望を捨てずに持ち続ける事の大切さはもちろんのこと、レッドのように罪を犯し以後、心から悔い改め、罪を償った人は希望をもって生きることを許されてもいいんじゃないかなって見ていて思いました。
もちろん犯した罪が殺人ともなれば賛否はあるかと思いますが。
死んで償えと思う人もいるでしょう。
犯した罪は塀の中に居る月日の長さの代償で償えたとしても決して罪が消えることはありません。
償い、悔い改めた人こそがその罪を心のどこかにいつも背負い続け、その命が終わる時まで抱えて生きるでしょうね。
人は間違う事のある生き物。
映画の最後あゆさん見ていて、レッドが仮釈放になりブルックスと同じような最期を迎えて欲しくないと心から思っていました🥺
なのでアンディがレッドとあの約束をしてくれてて本当によかったなって。
レッドが"頑張って生きる"ことを選択できたのは紛れもなくアンディの友情のおかげでしょうね。
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「ブルックスここにあり」の横にレッドの言葉
レッドも30年余り刑務所にいたんですからそう若くはない。
でも残された人生を"それなりの希望や夢"をもって生きてって欲しいなと心から思いました。
この物語はある意味、アンディを通し希望を持って生きることの素晴らしさやその意味を知ったレッドやその仲間達の物語なのかもしれませんね。