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♡ただ喋りたいだけ♡ #방탄소년단 2022 Oct. ソウル・釜山旅⑬

ずいぶんと間が空いてしまった(note時間がもっと欲しい)

釜山の街に初めてたどり着いた2022.10.13は
愛しいジミンの27回目のセンイル

「日本で言えば、ソウルは東京、釜山は大阪」
これは釜山で何度もタクシーの運転手さんから聞かされた言葉。
海のそばで、ご飯が美味しくて、街には人情が溢れてて。
景色が美しくて、懐かしさと温かさが混在しているまち。

韓国第二の都市、初めての釜山駅は、広かった。
地下鉄1号線に乗り換えてホテルのある西面駅へ。
西面は、百貨店からコスメから食事処、ホテルあらゆるものが揃う繁華街だった。ホテルにスーツケースを預けて、初めてお逢いする韓国地元のアミチング・アイちゃんとの待ち合わせへ向かう。

初めての釜山で、どこに行きたい?
と渡韓する前から何度も聞いてくれたアイちゃん。
ジミンのセンイルにメグネイトに行くという目標は必須として
それ以外の時間はいろいろな候補地から海辺の街、海雲台散策に。
待ち合わせは11時に海雲台駅だったけれどホテルを出たのがすでに11時半。
遅れるお詫びを早めに入れておいたもの気持ちは焦る。地下鉄に乗りながらTwitterにはメグネイトに世界各国のアミが殺到して大混雑という情報。。

そりゃそうだよね。。
この時期に釜山で방탄소년단がコンサートするのだから、メグネイトいく選択肢しかないよな、私もそうだもの。
でも、一年前から、今日メグネイトに行くと決めていた私としては、今日の釜山は静かであってほしかったという複雑な気持ちもほんの少し。

待ち合わせから1時間遅れて、海雲台駅に到着。
私がアミになった最初の頃からTwitterで交流させてもらっていて、大人の働く女性かなと勝手に思っていたアイちゃんは、なんとうちのマンネ大学生と同じ年、夢を追いかける学生さん。
私が海雲台駅で探しやすいようにと、今日のセルカを送ってくれていた可愛いアイちゃんと、ようやく、初対面。息子しかいない私には、まぶしいくらい本当に、可愛い。
親御さんと同世代な私をオンニ(お姉さん)と呼んでくれる、可愛い彼女のガイドで海雲台&メグネイトツアーの始まり。

まずは、空腹を満たそう!
アイちゃんオススメのテジクッパのお店へ。
ここは地元でもとても人気のお店だそう。

熱々の初テジクッパ、とても美味しかった~

食後は海雲台のメインストリートを海辺まで散歩。

海雲台駅を背に海へ

10月だというのに、ことさらに温かい陽気の日で上着も邪魔で、海辺の雑貨屋さんで帽子を調達した。青い空とどこまでも続く海。本当に美しい。

小さな脇道へ入ると、市場では活気いっぱい。
釜山でも有数の観光地、海雲台には、修学旅行の学生もたくさんいた。

散策しながら「せっかくだから、写真一緒に!」とアイちゃん。
私ひとりでは絶対に入らない、入っても操作の方法がわからない
4cut写真のお店で二人で記念写真。最高に楽しい!!

海からメインストリートを戻って、駅を通り越して高台の町並みへ。
以前は住宅街だった町並みがカフェ通りにリノベーションされている。

二人でさんざん迷って、入ったカフェは最高に可愛かった。
1階でオーダーして、2階のくつろぎスペースへ。
広いクッションをカップルや友達とシェアしながら
ゆっくり背中をあずけておしゃべりに花が咲く人たちがたくさん。
早朝からのKTXの旅疲れを癒やしながら、
学校や友達の話をたくさんしてくれる可愛いアイちゃんの話が
ほんとうに楽しくて。甘いブリュレに、ほろ苦いカフェオレ、最高。

初めての街の観光なら、足早にたくさんのポイントを廻る選択肢も
あったけれど、
「海雲台でゆっくり過ごしてオンニをメグネイトに送り届ける」
と提案してくれたアイちゃんに感謝。

夕方から閉店までは、どんなに混んでいてもメグネイトに行くという
私の本懐を達成するため、名残惜しいけど海雲台をあとに。
彼女は夢のために勉強を頑張る学生さんなのだけど
夜の塾の時間をずらして私をメグネイトまで送り届けてくれる。
帰り道にしては遠回りなのにありがたい。

地下鉄に乗り込み、メグネイト情報を探すと、まだまだカフェは大混雑。
でもしょうがない!
一年前からの思いがあるので、明日にはできない。
釜山駅で買った、可愛いお花の袋を握りしめ、決心を固める。

地下鉄2号線の못골(モッコル)駅で降りると、同じアミたちと思われる
人たちがメグネイトまでの坂道を歩いている。でも大勢じゃない。
心なしか、戻ってくる人波の方が多い気がするので、
もしかしたら、少し落ち着いているかもしれないよね、とアイちゃん。
閑静な住宅街だけど、メグネイトの最寄り駅ということで
ジミンのセンイルをお祝いするフラッグが坂道にたくさん掲げられていた。

못골の街は、閑静かつ瀟洒なマンション群もたくさん。
アイちゃんが言うには、釜山にはこういったマンション群が多く
それぞれのマンション群に入る入口にはセキュリティゲートがあって
その中にマートや幼稚園や小中学校、塾まであるところも。
その中が、ひとつの地区コミュニティになっているそう。
このゲートの中で日常が済んでしまうことも多いらしい。

夕方でもまだ温かな空気の残る緩やかな坂道を12~13分ほど歩くと、
いままでネット上でしか観たことがなかった、
メグネイトが、とうとう私の眼の前に現れた。

2022.10.13 17時すぎ

あぁ、ようやく、ようやく来ました。
ジミニセンイルに来られて本当に感無量。
思い返しても、この到着タイミングが最高すぎた。
17時過ぎのお店の外には待機列は伸びておらず、店内のレジ待機列のみ。
私を並ばせると、すぐ後ろに並んだ、ソウルから来たという
二人組の韓国アミに私が今日のために一人で頑張って日本から来たこと、
自分は塾があって帰らなくてはならないので
このオンニをよろしくお願いします、と頼んでくれたアイちゃん。
名残惜しいけれど、勉強の時間も大事(親心)。
アイちゃんに感謝してバイバイ。

可愛いアイちゃんに釜山コン終演後の夜、
なんとか会いたいね、きっとまた会おうねと
儚い約束をしてハグをしてバイバイ。

アイちゃんから、私のアテンド?を頼まれた二人組の女性は
本当に感じ良く、易しい韓国語で、時折、易しい英語も混ぜて
방탄소년단の話をしたり、私が前の週にTMAを観た話をすると
どんなだった?良かったねぇとたくさんお話してくれた。
お二人はメグネイトに来るのは3回目ということで、
注文の仕方や受け渡しカウンターの場所も教えてくれた。

レジの列はゆっくり、進むのにたくさん時間がかかったけれど
お二人のおかげで楽しく待つことができた。
私の持っている釜山駅で買ったお花を、とても綺麗、と褒めてくれたので、外の紙袋にメッセージを一緒に書きませんかとお誘いした。
紙袋に温かいメッセージが並ぶ。

「あ、ほら!ジミニのお父さんが来たわよ!」

私達の順番がくる10分くらい前に、お父様がレジの応援にいらした。
お父様は有名な方なので、写真では見たことはあったけれど、
御本人をすぐそばで見ると、体躯のしっかりした男らしい方で、混雑するレジをやりくりする若いスタッフさんにテキパキと、でも穏やかに指示をだされている。

やっぱり親子だなぁ、まとう雰囲気がジミニによく似ている…
ジミニはお父様なのかな、なんてぼんやりと眺めていると、
とうとう私のレジの順番が次になった。
いざお父様を目の前にすると、上がってしまって
お花を渡すのがしどろもどろになってしまいそうな私を
後ろの二人組が親切にアシスト。

ケーキとアイスカフェオレ、自分用のお土産タンブラーを女性スタッフに注文した私の横で、お父様に私が一年越しで日本からメグネイトにきたこと
お花をジミニのセンイルに持ってきたので受け取って欲しいと
流暢な韓国語で(当たり前だけど)伝えてくれた。

お父様はお花の紙袋を受け取ってくださり、
「ありがとう」と優しい笑顔でレジの奥にしまってくださった。
もうその瞬間に目頭が熱くなった…

お二人組に感謝して、注文品受け渡しカウンターに
移動しようとすると、彼女たちが私に
「いま受け渡しカウンターにいるスタッフさん、ジミニの弟さんだよ」
とそっと教えてくれた。さすが韓国アミさん。

予期せぬ情報に、また緊張が高まり、受け渡しカウンターを
そっと見ると、端正な顔立ちの背の高い青年がいる。
ジミニに弟さんがいるのは周知の事実だけどお顔は知らなかった。

カフェオレとケーキの用意ができて、トレイを渡してくれる彼に
最大限丁寧に「カムサハムニダ」と伝えると
トレイを渡してくださる彼の手と私の手が不意にぶつかった。
「あ、ごめんなさい」と軽く微笑んだ彼に身体中がときめいてしまった。

この手が少し触れてしまいました…

ジミニとは違うタイプのハンサム・・・弟さんはお母様似なのかな。
そうこうしている間に、後ろの二人組みも受け渡しカウンターに来てわぁ本当にハンサムよねぇ・・・と私に囁く(笑)

ここまでずっとアテンドしてくださったお二人に感謝して、アンニョン。

店内は賑わっていたけれど、私は一人だったので
すぐに空いたテーブルが探せた。
レジからさほど離れていない小さなテーブルに
ようやく椅子に腰をおろして、店内を見渡すと
広々とした空間に、適度に客席があり、レジカウンターの横には世界中のアミたちからのソンムルが並べられている広々としたテーブルがあった。

もしかしたら、あのテーブルに自分で花を置くべきだったのかな?
お花をレジでお渡ししたのは、お忙しい中ご迷惑だったかな?
そんな心配をしながら、美味しいカフェオレとケーキで心を潤し
レジの奥でテキパキとオペレーションするお父様をそっと見つめる
という、一年越しの至福の時間が始まった。

至福のメグネイト・タイム後半は、続きで。

【つづく】





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