BTSとグラミー賞、そして방탄소년단への思い
BTSのファン、ARMY(=アミ)になって2年半。今回、奇跡的なご縁で、毎日新聞の取材をお受けすることになった。
2023年3月4日付のデジタル配信記事と3月30日夕刊の芸能欄「グラミー賞とBTS」の記事に、ひとりのアミとしてお伝えした気持ちが掲載された。
将来振り返っても、私のアミ史上、思い出深い出来事になるに違いない。
その貴重な取材の思い出の、ひとり語り。
BTS、방탄소년단と出逢った2020年9月から2年半、アミになった当初の大きな出来事として、dynamiteで初めて彼らはグラミー賞ノミネートされた。
そして、2023年2月、3年連続のノミネートとなるグラミー賞が終わった。
取材の思い出話をする前に、少し振り返ると・・・
2020年9月、dynamiteに衝撃を受けてアミになった当初は、weverse(방탄소년단の所属会社HYBEが運営するアーティストとファンのコミュニティプラットフォーム)の방탄소년단のページに、彼らへの思いを綴っていた。
そののち、2022年2月、noteと出逢う。
noteでは、방탄소년단へのファン心以外にも、大好きな韓国のことや、レジェンド推しジュンスのこと、旅日記、そして방탄소년단メンバーを主人公にした創作Storyを書く喜びと楽しみが広がった。
(ご関心があれば、ホームからそれぞれのマガジンへどうぞ♡)
ちょうど一年前、グラミー賞についても、率直に書いた。
「BTSとグラミー賞」というテーマは音楽専門家からアミに至るまで、その人の数だけ思いがあると思うけど、私の気持ちのままに正直に。
そんな日々を重ねてきたなか、奇跡的なご縁で、毎日新聞学芸部の伊藤遥記者(掲載記事に署名されている記者さん)と繋がることとなった。
伊藤記者は、第65回グラミー賞についての企画記事として、Kカルチャーに精通されている翻訳家の桑畑優香さんへのインタビューを中心に、アミの気持ちも取材されたいとのことで、お声掛けくださった。
以前、「私のバイブル BTSを読む」に桑畑さんへのファン心を綴っていた私にとって、敬愛する桑畑さんと記事の中で「共演」するという、千載一遇の機会になった。
電話取材を受けたのは2月2日の夜。
2月6日に迫った第65回グラミー賞授賞式の直前だった。
伊藤記者は電話の前に私のnoteの投稿を読んでくださっていて、冒頭の「初めまして」のあとは、親和的な雰囲気で会話が進んだ。
20分くらい、の予定は、あっという間に1時間は超えていたと思う。
私はすでに帰宅して炬燵に入りながらだったけど、伊藤記者はまだまだ仕事が佳境な時間帯。聞き上手で会話のリードが流石プロな彼女のおかげで、話題はグラミー賞だけでなく、彼らに「沼入り」したきっかけから、どんなに彼らが魅力的か愛おしいかまで…話は尽きることがなかった。
普段アミ友と気軽に話す時とは違い、新聞記者さんへ彼らへの思いを話す、という初めてのことに緊張していた私を、明るい雰囲気でほぐし、話を引き出してくださった、伊藤記者。
ほんとうに楽しくて充実した貴重な時間を、ありがとうございました。
それから1か月ほどたったある日。
伊藤記者から、記事が毎日新聞Web版に掲載されるという連絡が入った。
有料記事なので、幅広く無料で読める記事ではなくて…と少し惜しそうであったけれど、私は伊藤さんが尽力された記事を読みたくて、すぐに毎日新聞デジタルに入会した。その、思い出深いWeb記事はこちら。
「グラミー賞を取っても取らなくても私にとって彼らの価値は不変」
「ファンに惜しみなく愛をくれるメンバーには幸せで元気でいてほしい」
私があの晩、電話でお話した彼らへの思いが、記事の中で文章になっている。あまりに有り難くて、最初に読んだ時、胸が震えた。
ちなみに毎日新聞デジタルは入会時のインセンティブもあるので、この記事全文にご関心がある方は、ぜひこちらから。
今回の記事に限らず、伊藤記者がこれまで書かれたBTSの記事は、どれも素晴らしい。入会したおかげで読むことができた。
毎日送られてくるニュース配信を読むのも、今ではすっかり日課に。
伊藤記者は、引き続き、新聞紙面の記事化へも尽力します、と力強く仰った。デジタル会員限定の記事よりも、新聞紙面の記事のほうが、K-popやBTSに感心が無い方も含め幅広い読者に読んでもらえるはず、と私も強く思った。新聞紙面の効果は計り知れない。
私にとっては、Web記事だけでも貴重な経験なのに、新聞紙面に掲載されたらどんな気持ちになるかな、と想像もつかなかった。
3/28(火)の夜。
「3/30の夕刊の紙面に掲載されることが決まりました!」
伊藤記者から嬉しい連絡があった。
紙面はスペースが有限だからか、Web版より内容は縮小されるとのことだった。とはいえ、一度Web版で掲載済みの記事が紙面掲載されるには、伊藤記者の弛みない努力と学芸部の方々のご理解があったはずで、私は心から嬉しかった。先述したとおり、新聞紙面の一般社会への効果は絶大なのだ。
3/30 毎日新聞 夕刊記事はこちら。
有料記事のWeb版では、最初のリード文のところまでは公開されている。
その続きは、紙面で。
(モザイクの部分は上の写真掲載文)
(紫の部分は私の世代など 笑)
当日、近くの新聞販売所で夕刊を購入して、ドキドキしながら紙面を開いた。活字で新聞紙に載る、という事実は、たまたま新聞を開いた人達が読んでくださるんだろうなぁと感慨深かった。
そして…記事に添えられた写真に胸がいっぱいになって涙があふれた。
2022年10月15日釜山アジアードスタジアム、たった一日のコンサートの2曲目のRUN!BTS。最高にカッコいい、私が一生大事にしたい7人の姿があった。
毎日新聞の記者、伊藤遥さん。ひとりのアミである私に、貴重な機会を与えてくださり心から感謝しています。
敬愛する翻訳家、桑畑優香さん。貴女のインタビュー記事に、アミとして気持ちを添えることができて、これほど光栄なことはありませんでした。
そしてこれは、星の数ほどいるアミのひとりである私の「BTSとグラミー賞」への思いであり、방탄소년단へのあふれる思いの一端。
読んでくださっている皆様それぞれ、違うお考えもあるでしょう。
ですが、お叱りはご容赦いただければ、ありがたく存じます。
방탄소년단と強い縦糸で繋がった2020年9月。
それから2年半、出逢ってきたすてきなアミ友さん達は横糸。
「織りなす布は~♪」っていう大好きな歌のとおり、彼らを思う幸せな日々は織物のように今日も繋がっている。
彼らが釜山コンでくれた「信頼」という言葉とともに、2025年も、それ以降もずっと。
今回の出来事は、そんな私の日常に舞い降りた、神様のプレゼントのよう。
貴重な経験をさせていただき、ご関係の皆様にもう一度、心からの感謝を申し上げます。