【名画をプロップスタイリングしてみる Vol.1】ラファエロ・サンティ「ヒワの聖母」
今日はラファエロ先生のお誕生日&命日。(4月6日)
昨年のレオナルド・ダ・ヴィンチ没後500年に続き、今年はラファエロ先生の没後500年というメモリアルイヤーです。
今年はラファエロ先生のことを勉強しにローマ、フィレンツェに行こうと思ってましたが、今はとにかくイタリアの皆様の無事を祈るばかり…。
500年経ってもなお、皆から愛され心を掴んで離さない芸術に思いを馳せる日々です。
この絵は「ヒワの聖母」。ウフィッツィ美術館にあります。
ヒワ(鳥)がイエスの額に刺さった茨の冠のトゲを抜いた時に飛び散った血によって、ヒワには赤い斑点模様がつくようになったと言い伝えられています。
キリストが迎えるべき「受難」の象徴を表すアトリビュートのひとつです。
ラファエロ先生の描く聖母子像は神々しさというよりは母性が強くて穏やかですね。さすがモテ男。女性への観察眼がここぞと発揮されています。
37歳という短い生涯でしたが、もっと長生きしてたらどんな絵を描いてたんだろう。
この状況が落ち着いたら、また必ず会いにいきます。