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わかってる
3ヶ月間休んだ
小中学校も
遅れた授業を
取り戻そうと
体育祭
音楽祭
修学旅行
行事は削られて
数学国語英語社会理科
詰め込まれていく
幸い担任の若い先生が
子供の気持ちに寄り添って
くれて
そこで随分
救われてはいるけれど
子供たちは
もう分かってる
大人たちが長い間かけて
築き上げてきたものが
時代の変わり目と共に風化して
さらさらと流れていく
手のひらにある
それを掬いあげようと
している
築き上げてきたものは
その時必要なことだった
起きたことも必然なこと
無駄になんかしない
無視なんかしない
これからも
ともに
だけど
軽くなっていく