テニスフットワーク！虎の巻その３！『重心』

今話題になっているデ杯。メンバーがとにかく日本のアベンジャーズみたいでワクワクして見てます！

以前は2016年、錦織選手の試合を見に楽天オープンを見に行った時の話☆

当時の楽天オープンは錦織圭選手の話題もあって、チケットも買えない状態なので、半ば行けない事に愕然としていましたが、まさかの天の声、

「歩、チケットもらえるけど一緒に見に行くか？？」

「いくいく！！」

まさに青天の霹靂でした！

その天の声の主は、錦織選手と３年ツアーをトレーナーとして帯同していた今トレーナーでした！

今トレーナーは、私の兄弟子なんですね！！色々世界の戦い方や、選手との付き合い方など経験に基づいた話を聞かせてくれます。

今トレーナーと話をしながら有明コロシアムのセンターコートで熱戦の試合を鑑賞し、錦織選手の試合も見ながらトレーナー談義を楽しんでおりました！

そこで、興味が湧き、これからのアジア人の身体の作り方、使い方は今のトレーニングメニューで間違ってなかったな！という確信的な言葉を聞けました！

はいっ！！！

ここからが『虎の巻！その３』です！！

「圭のセンスはいくつもあるけど、やっぱり、ボディバランスなんだよね。」

「彼は何をやらせても、すぐにイメージした事を身体で表現できちゃうんだ。」

この２つです！！

一つ目の『ボディバランス』これはTPPでいうのが『重心』

二つ目の「なんでも表現できちゃう』これはコーディネーションの話になります。

コーディネーションはまた長くなってしまうので、またの機会で。。。

今回の虎の巻は『重心』です！

重心とは、皆さんが聞き覚えがある言葉だと、「パワーポジション」とかの方が、耳に残っているかと思います。（実際はちょっと違うのですが、イメージしやすければ0K！！！）

要は、身体が一番安定して出力を出せる事なのですが、これは絶対に良いボールを打つ為には習得しとかなければなりません。一番の基礎の部分ですからね！

体幹・パワーポジションの習得の仕方はたくさん情報が出てますので、ここでは省きます。

私が一番に考えるのは「重心」の場所ですよ！

テニスとはどんなスポーツですか？？

と質問すると、

「強いボール、又は良いボールを打ち合うスポーツです」。ん・・・・６０点
「バランスを崩し合うスポーツです」。うん！正解！！！！です。

テニスは基本、正しいバランス・フォームで打ち合うスポーツですが強くなっていくほど、正しいバランスで打つのは当たり前になってきます！

そして、強いボールでただ決める。という事が少なくなっていきます！
だんだん、先に相手のバランスを崩し、そのポイントを支配しようとするようになってきます！

その時には、いかにバランスを崩さずにボールに入るか。が重要になってきますが全てのボールを正しく入るのは無理があります！

なので、私の指導は「崩れているように見えるが、崩れてない」を指導してます！

身体の中に、たくさんの重心をつくるんですね！！

例えるなら、ブレイクダンサーなどがありえない角度や体制で一瞬ですが静止したりしますよね！

あれも身体の中に適切な重心を作るんですね！

また、ボルダリングなんかも色々な態勢で登っていきますが、あれもコツとしては態勢の中に三角形を作るんです！

そうすると、ブレイクダンスもボルダリングもバランスが崩れているように見えて崩れてないんです。

だから、見ている人が思うほど、実はきつくないんです！

まあ、重心を探していく為に練習は必要なんですけどね！！

つまりは、ボディバランスって正しいバランスも必要ですが、その時、その時のバランスの作り方も重要って事です！

圭君や世界トップの選手たちを楽天でも見れましたが、圭君の強さの秘密の一つに、いかなる時もその時に応じて重心を持っているな、と感じる事ができました！

今度見る機会がありましたら是非、そのバランスを見てください笑

どこに来ても、どんな高いボールでも無理なく、体をしならせて打ててますから。

もう少し「重心」に関して書きたいので今日はここまで。

脈絡のない文章でゴメンなさい笑

では

アデュー