158日目(11/7) ゴアのやつらイケイケ過ぎてついてけねーよ飲み会🇮🇳#17
宿のインド人連中と飲んでるんだけどインドの広さをひしひしと感じる
ムンバイ出身のやつが2人、ゴア出身が1人、北の山の方の出身が1人、北東の方からの人が1人、+俺
インドにはいくつもの言語があるってのは聞いたことあったけど、当たり前のようにみんな言葉が違うらしい
だからヒンドゥー語で話してるらしいんだけど、ヒンドゥー語もみんな第一言語じゃないから、ヒンドゥー語でなんて言えばわからなくて英語が混ざったりする
話す内容も自分の土地の一般的な飯の味つけの話とかしてる
この感覚って日本ではもちろん他の国でもあんま感じなかった
どこ行ってもまぁ同じような食べ物が売られてるけど、インドは本当に州や街によって食べ物の味付けもお酒の種類も法律も何もかも違うらしい
インドもスリランカと同じで相槌の時首を横に振る
観察してると首を振る頻度も土地によってだいぶ違うらしく、壊れたおもちゃみたいにひっきりなしに首をゆらゆらさせながら話すやつもいれば、ここぞというときに傾けるだけみたいなやつもいる
そっからずっとほとんどヒンドゥー語で話してるし、俺は酔ってて頭も回ってないしでついていけてなかったが、要所要所話を振ってくれる
「ヒンドゥー語の悪いスラングを教えてやろう」
(はいきた、まじでどこ行っても男だけで飲むとこの話題出るな)
習ったけど忘れた
「次に口説き方を教えてやる、あの部屋にノックして言ってこい」
どうにも断れない雰囲気になって仕方なく知らん人の部屋をノックしてアイラブユー的なことを言ったけど、誰もいなかった、良かった…
インド人って街で合うとジロジロってイメージ通りだったけど、実際仲間同士になると結構イケイケの奴らが多い
そっからもインド女性の口説き方を習う
ふむふむいつか使うことにしよう
どうもめんどいノリになってきたな、腹減ったからなんか食いに行こうと提案する
宿のオーナーのバイクに乗って、4人で夜のゴアを駆け抜ける
インドの道はとにかく舗装が悪い
ガッタガタで運転手も酔ってるしぐわんぐわん、体は宙に浮くし気を抜いたらずり落ちそうだったけど、郷に入っては郷に従え、100%身を預けるとめっちゃ気持ちよかった
さすがパーティーの街ゴア
中心の方に行くとそこらでみんな飲んでた
そこらの人と一緒に飲んだ、高齢者就寝時刻を当たり前にすぎたであろう1時過ぎなのにおじいちゃんとおばあちゃんがサングラスをかけてビール片手にバイクをかっ飛ばしたりしてる
旅行ならいいけど、住むとなると根っからのイケイケじゃないとこれはしんどいわとちょっと引いた
宿に戻ったら併設のきったないちっこいプールで女の子グループがまったりしてた
水着もなかったが、一緒に飲んだやつらにHey Bro!とか言われて逃げ出せず申し訳程度に足をチャプチャプさせながら入った
人生初ナイトプールをこんな異国の安宿の端くれで解禁することになるとは…
変にキラキラしてるわけでもなく、みんなだいぶ酔って疲れてたので、ただだらだら水に浸かりながら時間が経ってく感じで思ったより良い気分だった
インドで新たなチルの形を学んだあゆカマキリだった