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97日目 タイの国王愛に阻まれ王宮観光を断念する


5年連続ミシュランのパッタイ

珍しく事前に調べてランチを食べに行く
今日行くのはカオサン通りの近くにある5年連続ミシュランに選ばれてるらしいパッタイのお店
多分旅中に会った誰かからのおすすめだったはず

めちゃめちゃ美味しかった
味が濃い
本当に食レポが下手で申し訳ないが、とにかくとても美味しかった
やっぱり結局ミシュランのは美味いのか

カリカリの肉ももやしもネギも全部合う

こうやって美味しいとされている店に行って、実際に美味しいと、普段何も調べずそこらの店に入っていることを結果で否定される気分になる
僕だって調べたほうがいいことくらいわかってるんだけどね
きっとこれは人生スケールの課題

とにかくぬるい、冷やしといてくれればいいのに
全体的には美味しいけど、残ってる薄皮がかなり強くおいしくない
日本のフルーツ薄皮とはだいぶ違う

タイ国王誕生日

以前お金が足りなくて断念したタイ王宮に今度こそと向かっていたが、近づくにつれ黄色い服を着た人たちが溢れてくる
7/28はタイ国王の誕生日、どうやらこの人らは国王のためにあちこちから集まってきたらしいのだ
この暑いタイの昼間っからみんなして場所取りに必死だ
すごいな、タイの国王愛

黄色い服は露天で買える
黄色い人でいっぱいの大型バスが何台も
結構遠くから皆さんいらっしゃるらしい
俺だけ白色の服で居心地が悪い
奥に見える派手な建物目指すぜ

それにしても多い
パレードでもやるのだろうか
大きな通り沿いに数キロ単位で黄色い人たちが陣取ってる
街を歩いていても、普通に自宅に国王の額縁飾っている家がたくさんあるし、仏教同様かなり愛されてることがわかる

タイを歩いていると日本でいう祠的なものや、デカデカと掲げられた国王や女王の写真がとても多い
おじいちゃんも女子高生も一見そういうのとは無縁に見えるギャルっぽい人もそれらに手を合わせて通り過ぎていく光景をよく見かける
彼らにとってはもう習慣の一部になっていて作業的にやっているだけなのかもしれないが、それでもこういう文化を垣間見えるのは楽しい
仏教やタイ国王への愛はあいにく持ち合わせていないが、この光景を見ると少しほっこりする
またいつかしばらく先、タイを訪れることになった時も残ってくれてるといいな

黄色の群衆をかき分けかき分け、ようやく王宮到着
しかし何かがおかしい
前来た時にはたくさんの観光客の行列と、観光客向けの看板と、ガイドの人や客引きの集団がごちゃごちゃ入り乱れていた
でも今日はそのどれもがなくなっている
入り口は警備の人が立っていて、黄色の人がそれを囲うように屯っている
どういうことなのかはわからないが、今日は入れないという事実は簡単に理解することができた

入り口、観光客用の看板は今日はない

言ってくれよ
また黄色い人たちをかき分けかき分け宿まで戻った
2回も現地まで行って結局入れず引き返している
なんかもう行かなくていい気もしてきた

今日の自立散歩のお供
タイムスリップの「たんすのなかにおくすり3つ」

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