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発達障害的、まだまだ避難しているひとがいるのに。

~母として当事者として #発達障害 目線での徒然を書いています。発達障害らしさを感じ取って頂けたら嬉しいです。~

 今年元日に発生した能登半島地震、加えて能登半島の被害が大きかった地域は豪雨災害にも見舞われました。

 私の住む地域も地震の際は津波警報が出され、たった1晩でしたが避難する経験をしました。また、道路は通れないほどの被災をしたわけではないのですが、未だに凸凹とした部分は残っています。

 でも地震の翌日には元の生活に戻ることができました。

 そのことが、私にとっては被害の大きな地域に対しての申し訳なさや罪悪感になっていました。ひとりで、勝手に、です。

 それなのに、その被災地のために何かできるわけでもないし、何かしようと動き出すこともできず、まるでフリーズしてしまっているような気持ちでした。

 でも日常はやって来るし、自分の生活はあるし。
 被災地のことも、私のこの気持ちも、全部まるごと見て見ぬふりして、日々に流されて生きていました。

 そんな折に参加した講演会で「サバイバーズギルト」という言葉を知りました。

サバイバーズギルト
被災者が生き残ったことや損失が少ないこと対して抱く罪悪感

日本災害看護学会サイトより

 初めて知った言葉でした。

 この罪悪感に名前があると知って、こういう気持ちもあるんだよ、と認めてもらったような気持ちになりました。涙が止まりませんでした。

 私だけじゃなかったんだ・・・
 私、しんどかったんだ・・・

 そう思えただけで、少し気持ちが楽になりました。こんな気持ちを持っていてもダメじゃない、と言ってもらえたような。

 とてもありがたかったです。
 
 もし同じように苦しんでいる方がいらっしゃったら、この言葉を知って頂きたいなと思い、noteにしました。

 ひとりじゃないよ。

 以上、発達障害~母ごころ当事者ごころのあゆでした(*'ω'*)
 今日も最後まで読んでくださってありがとうございました。感謝しています。
 だんだんよくなる!未来は明るい!

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